出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

内閣改造人事のあれこれ

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出遅れおじさんです。

 

 これまでも何度も申し上げてきましたが、私は全く岸田ソーリを支持・評価していません。

 多少外交面ではクリーンヒットは放ちますが、経済政策では「ザイム真理教」の信者と言われても致し方ありません。

 ご本人はそうは思わなくても、安倍元総理、菅前総理のように財務省のネチネチ(だまし討ちのようなものも多かったそうで)に対して、「テメエら黙ってろ!」といえなければ同じです。

 従って、本人が替わらない限りあえて論評するまでもないのですが・・・

この写真を貼るのは本意では無いのですが・・・



【祝! リンホウセイ外交部長 交代!】

 今回の改造人事で、唯一最大の評価ポイントは、外務大臣の交代です。

 今般の「処理水放出」で太いパイプがあるとは言われつつ何の役にも立たないと言うことが改めて露呈してしまいました。

 中国に限らず、太いパイプを持つと言われている人が何のお役にも立たないと言うことは今に始まったことではありません。

 孫子の「兵法」にあったとおり、中国で厚遇される方にはろくな人はいません。

 

 今回の外務大臣交代は、キーウ電撃訪問に匹敵する・・・と言いたいところですが、任命したこと自体、および使い続けてきたことによる累積の減点を埋め合わせるには遠く及びません。

 

【ドリル優子さん 党要職起用!】 

 何時までも、「ドリル優子」とあだ名付けするのは可愛そうな気もしますが。

 自身の政治資金疑惑に関して証拠隠滅のために、PCのHDDをドリルで破損したというスパイ小説まがいのことはかれこれ10年近くになろうとしていますが、鮮烈な記憶です。

 

 HDDの破壊等は事務所内の出来事だとは思いますが、これがもし小渕優子氏自身の指示だとしたら、私としては逆に「ヒール役」として評価しますが・・・

 

 ただ、私が小渕優子氏を評価しない最大のポイントは、「財務省のポチ」だからです。

 財務省は若手の将来有望そうな政治家を手なずけようといろいろ触手を伸ばしており、小渕優子氏をスカウトした元大蔵官僚の方の情報ですので確かで、完全に「ザイム真理教」の沼にはまっているそうです。

 (私の霞ヶ関情報の出本は大体嘉悦大学教授の高橋洋一氏です)

 

 「ドリル優子」も「ポチ優子」も妙齢の女性にはあまりにも気の毒な呼び方ですが、解散総選挙をにらんで起死回生を図りたい岸田ソーリの意欲は伝わりましたが、吉と出るか凶と出るか。

 

【総裁選立候補予定者は全員塩漬け?】

 解散総選挙以上に岸田ソーリが勝利に燃えているであろうと思われるのは、来年2024年9月の自由民主党総裁選挙でしょう。

 

 当面ライバルとなりそうな、茂木、河野、萩生田、高市各氏は全員留任となり、派手な動きは出来なくなりました。

 

 エッ、石破? 誰? それ?

 

 外交面でも、経済面でも上記四氏のなかでは、私としては高市氏推しなのですが、彼女の最大の欠点は、お友達作りが出来ないことです。

 

 どうも聞くところによると、高市氏は「奢る」「奢られる」が苦手なようで、会食は全て割り勘主義なのだそうです。

 善し悪しは別にして、これでは仲間は増えません。

 

 前回の総裁選でも故安倍氏の支援があったからこそ一次投票で2位の座を確保したのですが、一位が岸田氏でしたので約束通り、安倍派は岸田氏支持に回りましたので高市氏の目はなくなりました。

 

 その時点までの日経平均の高騰具合と、決選投票が決まってからの暴落はそれをいみじくも物語っています。

 

 河野、高市の一騎打ちなら菅氏が高市指示に回るので、十分勝ち目はありますが・・・

 

 昨日も言いましたが、歴史や政治に「if」は禁物です。

 

有り難うございました。