出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

(続々)安倍元総理追悼(2)・・・岸田ソーリはついに覚醒(?)

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出遅れおじさんです。

 

 昨日までの課題集

【課題 0.1:安倍元総理の国葬

【課題 1:原発再稼働】

【課題 2:日銀総裁人事、内閣改造

 の続きです。

 

【課題 3 防衛力の強化】

 ロシアに蹂躙されたウクライナの惨状を見ても依然防衛力強化、或いは防衛力保持そのものに反対する「お花畑」な思考の皆さんは論外です。

 防衛費に関しては金額ありきとは思いませんが、防衛費を欧州並みGDP比2%まで増強する事を折り込んだ「骨太の方針」に対して、政府内で抵抗する勢力が根強いことは嘆かわしい限りです。

 

 まず「骨太の方針」本文で、防衛力強化の前提として安全保障環境の厳しさの一例として、「台湾」や「台湾海峡」という文言を盛り込むことに外務省が徹底して抵抗したというのは有名な話です。

 外務省から出された原案では、当初は「島嶼」(まるでオヤジギャグそのものですが)という表現となっていたようです。

 「台湾」という固有名詞を上げることによる中国の反応を慮ったモノとしか言い様がありません。

 

 そこまで気を遣うからには、表題等で堂々と台湾と書かれているのかと思いましたが、

https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/2022/2022_basicpolicies_ja.pdf

 を、全文検索して頂くとお判りになると思いますが、台湾という単語が出てくるのは、脚注85だけです。

 年寄りには画面を拡大しないと見えないような脚注にまで抵抗する、お役所の抵抗とは何なんだと言いたいです。(本件は安倍元総理が強行に押し切ったとのことです)

 

 もう一つ、防衛力強化で岸田ソーリの課題は、増分の費用(最終的には5~6兆円)に本予算を充てることが出来るかどうかです。

 前回記事では個人名は挙げませんでしたが、木原官房副長官(言うまでも無く財務省出身)は、「増額は補正で・・・」と嘯いていたそうです。

 

 本日(7月18日)の「虎ノ門ニュース」に出演された須田慎一郎氏が明かしたところによると、10日夜のニッポン放送参院選開票特番で岸田ソーリに個別インタビューした際、

 「防衛費の増額は本予算か?」

 と、問いかけたところ、最初ははぐらかされたそうですが、再度問い詰めると「本予算」と明確に応えたそうです。

 

 その後、財務官僚はぶっ飛んでいることと思いますし、あの手この手で抵抗してくると思いますが、岸田ソーリには有言実行を期待しつつ、安倍元総理の遺志を受け継ぐ議員の抵抗に期待したいと思います。

今や、国民の敵? 財務省



【課題 4:憲法改正発議】

 参院選大勝後、まるで安倍元総理が取り憑いたのではないかと思わせたのは、岸田ソーリの憲法改正への意欲でした。

 ただ、これまでも上げてきた諸課題と同様、連立を組む公明党は言うまでもなく、自民党内部にも憲法改正への抵抗勢力は多いので、妙な妥協をする事無く「有言実行」を期待したいと思います。

 

 以降上げた5課題の内の3課題でも実行に着手、或いは官僚の抵抗を撃退出来るようであれば、「ソーリ」の肩書きを「総理」に改めても良いと思います。

 (どれほどのもんじゃいと言う気もしますが)

 

有り難うございました。