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出遅れおじさんです。
11月分の金融資産の棚卸しです。
11月のトピックスは、ここ暫くの常で米国の市場心理が、何か経済的に悪いニュースがあると、FOMCは利上げ緩和に舵を切るのではという倒錯した状況、まさに夏休み辺りから語られてきました、”bad news is good news”に陥ってしまったということに尽きるようで、月末最後の最後で「元祖火消しおじさん 改め手のひら返しおじさん」ことパウエル議長のインフレに対するファイティングポーズはかわらないものの、「12月は金利上昇ペースを下げるかも知んねえから・・・」という暖かい思し召しで市場は一気に好転しました。
国内では、安全保障問題や経済対策よりも旧統一教会と政治の関係に明け暮れるマスコミをよそに・・・
私の株式資産に関しては、7月、8月と本来「セルインメイ」に反して連続して対前月プラスを維持しましたが、9月は見事にナイアガラフォール状態でしたが、10月、11月はその下落分をほぼリカバリーしました。
主だった指標と、並べて表記するのも烏滸がましいですが、私の株式資産(含むREIT,ETF、配当は含まない)の対前年末、及び対前月の実績は以下の通りです。
21年末 10月末 11月末
日経平均 28,791 27,587 27,968(円)
ダウ平均 36,338 32,732 34,589($)
NASDAQ 15,644 10,998 11,467
REIT指数 2066.33 2001.15 1970.04
株式資産 Base △144.6 △185.4(万円)
(対前月△ 40.8(万円)
各週ごとの推移はグラフの通りで、最終週は米国株等指標は好調でしたが、円高ですべて打ち消されました。
大まかに言うと、対前月は国内株△132万円、REIT▼4万、米国株が▼87万円という感じでした。この一ヶ月で為替はほぼ148円後半からほぼ138円まで8.7円ほどドル安になりましたので、米国株はドル安で▼88万円の✕、ドル建てで△1万円の◯という水準でした。
【資産構成】
11月のリスク性、非リスク性資産の比率の変動要素は以下の通りです。
・リスク性資産変動要因
投資信託の積立(+10万円 従来からの継続)
投資信託売却(-838万円)
株式購入(約+11万円)
株式評価増減(約+41万円)
投資信託の評価増減(約+32万円)
・非リスク性資産変動要因
投信積立による取崩し(-10万円) 上記に同じ
投信売却(+821万円 源泉税17万円控除後)
株式購入による取崩し(約-11万円)
受取配当(+31万円)
企業年金支給による取崩し(-19万円)
非リスク性資産が812万円減少、リスク性資産が774万円増化しましたので、リスク性資産の比率は54.5→45.95%に大幅に減少、現金が増えました。
それぞれの資産毎の騰落は以下の通りです。
(株式の対前月、年初来は配当除く、取得来は配当込み)
比率 対前月 年初来 取得来
・株式 37.6% △1.0%(△ 40万円) △ 4.5% △49.3%
・投資信託 8.3% △4.0%(△ 32万円) ▼ 6.3% △19.6%
・預金 31.1%
・企業年金 23.0%
2022年11月末時点のリスク性資産(株式+投資信託)の向け先別(株式、債券、不動産及び国内、海外)の比率は下のグラフの通りで,海外向け債権不動産の投信を売却したので、日本株の比率が大幅に増えました。
申しわけありませんが、明日に続きます。
有り難うございました。