出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

8月の資産運用報告・・・パウエル議長にはしごを外されつつも何とかプラス圏は維持

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 8月分の金融資産の棚卸しです。

 

 8月のトピックスは、8月25~26日に開催されたジャクソンホール会議でのパウエル議長の「多少の痛みはあろうともインフレと闘う」という極めてタカ派色の強い講演に尽きます。

 物価上昇率がやや頭打ち的であることから9月のFOMC(連邦公開市場委員会)では0.5%に、利上げ幅が縮小する等観測はありましたが、見事にはしごを外されと言っても言い過ぎではないでしょう。

 まさに「火消しおじさん」改め「手の平返しおじさん」(何れも命名 出遅れおじさん)の面目躍如です。

 これを受けてダウ30平均は26日から週明けの三日間合わせて4連続下落で1,800$近く下げました。

 

 国内では、好決算・増配発表に株価上昇の兆しは見えましたが、米国市場に引きずられつつ、日経平均は一旦は29,000円を越えましたが、28,000円を挟んでの攻防に終始しました。

 ただ、米国株式指標が対前月マイナスに沈む中、日経平均東証JREIT指数は何とか対前月はプラスで終えました。

 

 私の株式資産に関しては、寅年は1月2月と連続でマイナススタートの後漸く3月にいたって対前年末プラスに転じたところですが、4月~6月と3ヶ月連続の対前月マイナスでしたが、ようやく7月、8月と連続して対前月プラスを維持し、対前年末もプラス圏に浮上してきました。

 

 主だった指標と、並べて表記するのも烏滸がましいですが、私の株式資産(含むREIT,ETF、配当は含まない)の対前年末、及び対前月の実績は以下の通りです。

 

    21年末  7月末 8月末 

日経平均  28,791   27,801 28,091(円)

ダウ平均  36,338   32,845 31,510($)

NASDAQ  15,644   12,390 11,816

REIT指数 2066.33  2021.99 2033.71

 

株式資産 Base  △ 84.9 △152.2(万円)

           (対前月△ 67.3万円)

 

 各週ごとの推移はグラフの通りで、月後半になって、米国株指標はズルズルとマイナスに転じ、日経平均も釣られて下落しました。

折線:指標推移(対前月 % 左目盛り)、棒グラフ:資産推移(対前月 万円 右目盛り)



 大まかに言うと、対前月は国内株△87万円、REIT▼5万、米国株が▼15万円という感じでした。この一ヶ月で為替はほぼ133円の前半から139円の一歩手前5.7円ほどドル高になりましたので、米国株はドル高で△64万円の◯、ドル建てで▼79万円の✕という水準でした。

 

【資産構成】

8月のリスク性、非リスク性資産の比率の変動要素は以下の通りです。

・リスク性資産変動要因

投資信託の積立(+10万円 従来からの継続)

株式購入(約+4万円)

株式評価増減(約+67万円)

投資信託の評価増減(約+81万円) 

・非リスク性資産変動要因

投信積立による取崩し(-10万円) 上記に同じ

株式購入による取崩し(約-4万円)

受取配当(+7万円)

企業年金支給による取崩し(-28万円)

 

 非リスク性資産が35万円減少、リスク性資産が162万円増化しましたので、リスク性資産の比率は55.0→55.7%に増化しました。

資産構成



 それぞれの資産毎の騰落は以下の通りです。

 (株式の対前月、年初来は配当除く、取得来は配当込み)

 

      比率  対前月               年初来   取得来

・株式   38.1% △1.7%(△ 67万円)  △ 3.7% △47.56%

投資信託 17.6% △4.3%(△ 81万円)  △ 1.5% △29.1%

・預金   20.5%

企業年金 23.8%

 

 2022年8月末時点のリスク性資産(株式+投資信託)の向け先別(株式、債券、不動産及び国内、海外)の比率は下のグラフの通りです。

リスク性資産 向け先構成



 申しわけありませんが、明日に続きます。

 

有り難うございました。