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出遅れおじさんです。
【おことわり】
「モーサテ日記」は以前モーサテのキャスターをされていた佐々木明子さんの日経マネー誌の連載タイトルです。佐々木明子さんがWBSに異動されて連載タイトルが変わりましたので勝手にパクっています。
本日(10月9日)のモーサテ「プロの眼」のゲストは双日総研の吉崎達彦氏で、テーマは本日石破ソーリが衆議院解散を明言していることもあり「解散総選挙へ 石破内閣の行方は?」でした。
吉崎氏は岸田内閣発足時と石破内閣発足時の支持率を比較し、特に不支持率の高さが特徴的と指摘しました。
自由民主党全体に対する逆風の一例として、パーティー券のキックバック及び不記載問題を挙げましたが、併せて経済環境を揚げました。
吉崎氏が提示したのは、悲惨指数(=失業率+物価上昇率)の違いを挙げました。
吉崎氏によると、岸田内閣発足時2021年9月と今回の悲惨指数の価が雲泥の差であり、石破内閣の支持率にも影響しているとのことでした。
チョット待て!!
悲惨指数が支持率に影響するのなら、2021年9月の岸田内閣に比べて、遡ること
2020年9月の菅内閣
2012年12月の第2次安倍内閣
発足時は何れも岸田内閣より支持率が低くなければなりませんが、何れも岸田内閣より高かったというのはお忘れでしょうか。
マスコミがこれほど持て囃して期待した石破内閣の支持率が低いのが受け入れがたいのでしょうか。
以下は私 出遅れおじさんの勝手な考察ですが・・・
石破氏の事前の世論調査での支持率の高さの要因の一つは、マメに地方を行脚し小規模な集会へも顔を出し付き合いよく酒を飲んだことによるものであることは否定しません。
(ヒマだったからと言っては、身もふたもありませんが)
第二には、与党内野党として無責任に政権の政策を批判して来たことが単純にマスコミ受けが良く、メジャーマスコミの論調を素直に受け入れる層に支持されて来たことによるものでしょう。
言うまでもありませんが、石破氏が訴えてきたトンデモ政策(緊縮指向の経済政策、アジア版NATO等の防衛政策 等々)を無批判に受け入れてきたマスコミの責任は重いと言わざるを得ません。
経済政策や防衛政策等いざ政権を担ったとたんに、軌道修正せざるを得なくなった訳ですが、これまでの石破氏の主張やマスコミの論調が過っていたとは認めがたく、「掌返し」という批判に転じざるを得ず、支持率の低下に繋がっているのでは無いでしょうか。
石破氏は上記の「与党内野党」として平気で背中から鉄砲を撃つと言われているように、自分を取り立ててきてくれた人などに恩義を感じることも無いようで、党内・閣僚人事やパーティー券収入の不記載議員への処遇を見ても分かるとおりです。
マスコミの皆さんもそろそろ気づいて欲しいところですが、吉崎氏が想定した今後の姿は背筋も凍るようなストーリーでした。(数字ですので反論の余地はありません)
今回の衆議院選挙、等稲の粉割れる参議院選挙の何れも、過去の自民党圧勝の蓄積があって、石破ソーリは「負けしろ」が大きく、参議院選挙まで乗り切ればその先3年は選挙が無く安泰・・・勘弁して欲しいです。
何より腹立たしいのは、参議院選挙で非改選議員のべらぼうな議席数は選挙直前に凶弾に倒れた故安倍晋三元総理のいわば弔い議席ではないですか。
これで政権が生き延びれば、恩知らずも甚だしいと言わざるを得ません。
来年の参議院選挙までこの政権を長らえさせてはいけません。
是非、公明党との連立で過半数割れ、石破ソーリの早期退陣を望みます。
言うまでもありませんが、だからといって「物価上昇0%以上」なんてトンデモ政策を掲げる立憲民主党に政権を渡すわけにはいきません。
(必然的に維新or国民民主)都の連立が前提です)
有り難うございました。