出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

新「手のひら返しお◯さん」登場?

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出遅れおじさんです。

 

 以前の記事、

deokureojisan.hatenablog.com

 で、ご紹介しましたように4月、5月は日米共に「セル・イン・メイ」たる売り時に向けて絶好の相場環境が期待されるところです。

 しかし、3月のFOMC(公開市場委員会)議事録公開(多分今夜?)に先立ち、不意打ちを食らわすかのように、ブレイナード理事がミネアポリス連銀への講演で、

・インフレ圧力を低下させる取り組みが最優先

・利上げを着実に進める一方でバランスシートの縮小を5月にも・・

 と、タカ派基調の一層の強化を「宣言」しました。

www.bloomberg.co.jp



 おかげで、4月に入り3月下旬の上げ基調を受け継いでいた市場は一気に下落に転じました。(ダウ対前日▼0.8%、NASDAQ同▼2.3%、S&P500同▼1.3%)

 これを引き継いだ東京市場日経平均は対前日▼1.4%の下げとなりました。

 (米国株に関しては123円後半まで円安が進んだので、米国株資産の目減りは殆どありませんでしたが・・・)

 

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kyotopi1818.hatenablog.com

 では「ブレイナード砲炸裂」と表題に揚げられた程でした。

 

 破壊力十分でした。

 

 何故かというと、ブレイナード理事はリベラル色の強い方で、パウエル理事長以上にハト派と言われていたからです。

 

 元来、金融緩和による雇用の増大は「リベラル派」の経済政策です。

 

 余談ですが、何故か日本では、自民党は元より、リベラルなはずの野党の皆さんもこぞって財政規律を重んじる「財政タカ派」的指向(思考?)に取り憑かれています。

 逆に「右派」、「タカ派」といわれた安倍晋三元総理がアベノミクスで金融緩和を進めるという「左右逆転」が生じてしまいました。

 国会議員のセンセー方は、財務省の「指導(洗脳?)」が行き届いているのでしょう。

 その最たるものが「岸田ソーリ」であることは言うまでも有りません。

 岸田ソーリの親類縁者は「財務省」だらけとのことです。彼らにしてみればチョロいモンだったのでしょう。

 

 そんなブレイナード理事が「タカ派」転じれば破壊力は十分です。

 

 以前から、「インフレは一時的」とテーパリングに消極姿勢であった、パウエル議長を敬愛をこめて「火消しおじさん」と愛称していました。

 ところがインフレの勢いが収まらないとみるや(決して議長再任が固まったのが理由では無いと信じたいですが)、突如「タカ派」的発言に転じました。

 そこで、同じく「(火消しおじさん改め)手のひら返しおじさん」と命名しました。

 

 ということで、ブレイナード理事を新「手のひら返しお◯さん」と呼ぼうと思ったら、このかた、私より年下でした。60歳になったばかりとのこと。

 民主党政権が二期続くとも思えませんが、パウエル氏の後任はこの方との下馬評も高いようです。

 女性の呼び方は・・・今のうちから頭が痛いです。

 

有り難うございました。