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出遅れおじさんです。
昨日に引き続き、岸田ソーリのコロナ対応の問題点その2です。
言うまでもなく、遅々として進まないワクチン接種です。
諸外国(特に先進諸国)と比べて接種率がすこぶる低いと言われれば、1回目2回目の接種が海外より遅れていたからと前任者のせいにする。
菅前総理の「一日当たり100万回接種目標」(見事な有言実行)との比較をされると、「目標を建てることが適切なのか」と開き直る。
そうは言ったものの、世間の批判が強いとみると、改めて「100万回接種」と閣僚に檄を飛ばす。
岸田ソーリ殿
アナタは一体、何がしたいのですか。
ここへ来てさらに内情を暴露したとも取れる爆弾ネタが出てきました。
2月5日に河野太郎前ワクチン担当大臣が、以下の通り4本ツイートしました。
【引用はじめ】
堀内大臣のことをいろいろ言う人がいるが… 私の時と比べてワクチンチームの人数が激減。私の時はチームは大臣室の隣にいたけれど、今は隣の建物の地下。厚労省が情報を出さない。最終的な決定権がない。都道府県とのリエゾンチームが解散させられた。ワクチンメーカーとの交渉が一元化されていない。
それじゃ私だって仕事できないよ。
つまり私の時のワクチン担当大臣と今の堀内大臣は役割が違うと言う前提で議論しないとフェアじゃない。
ワクチン担当大臣と厚労大臣その他の役割分担が変わっているということ。
【引用終わり】
「ナ ッ ! ナ ン ダ ッ テ ー ? ?」
このツイートはワクチン問題の批判の矢面に立たされている堀内詔子大臣(私のブログで初登場の名前!・・・ナンの権威も無いですが)を庇っているとも伝えられていましたが、岸田内閣のワクチン対応を強烈に批判しています。
そもそも岸田内閣発足時の人事面での「悪手」の筆頭は、林芳正外務大臣の起用、二番手は河野ワクチン担当大臣と田村厚生労働大臣の交代と言われてきました。
「戦時中に大将を替えて、どうするんですか!」と保守系メディア中心に言われていたのに、大将どころか組織まで解散してしまっているではありませんか。
対策チームは縮小、大臣室からも遠ざけられ、厚生労働省がデータを握ってしまっている?
ソーリの指示ですか? 官僚のサボタージュですか?
官僚任せにしていては何も進まないから、菅前総理は官僚組織を無視して河野大臣以下の組織を立ち上げるとともに、自らファイザーのCEOと直談判してワクチンの確保を進めたのです。
官僚組織からしてみたら長年にわたり、政治主導の名の下に官僚を支配してきた安倍・菅政権の重石がやっととれて、自分たちの思い通りに出来ると安堵しているのでしょう。
しかし、岸田ソーリ! それを許しては総理大臣失格です。
(だからソーリと呼んでいるのですが)
徹底してマスコミに毛嫌いされていた安倍元総理は外交、経済の分野で極めてバランス観に富んだ希代の政治家でした。
マスコミのバカな世論誘導で支持率を落とし総裁選出馬を断念した菅前総理は内政を任せれば実は極めて有能なリーダーであったと改めて思い知らされた方も多いと思います。
しかしこのような状況下にあってもマスコミは岸田ソーリを余り批判的に取り上げておりません。
こんな不気味なことがあるでしょうか。
有り難うございました。