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出遅れおじさんです。
【お詫び】
本記事中のグラフは大変誤解を招きやすいグラフですので、翌日の記事
の説明を併せてお読み下さい。
深くお詫び申し上げます。
1月9日から沖縄、山口、広島三県に出されていた、「まん防(まん延防止等重点措置)」が首都圏他一都十二県に拡大されようとしています。
適用されると各知事さんの判断で飲食店等の営業時間短縮要請や酒類提供停止の要請、イベントの人数制限等の要請が可能となります。
ただ、今回は一部の不安を煽り建てたいマスコミを除いて、冷ややかを通り越して反発的なコメントも多く聞かれます。
その最大公約数的なものは
「『緊急事態宣言』や『まん防』の効果が総括されていない」
と言うことに尽きるようです。
不思議なことに、今回陽性者の実数(人口当たりの比率では無く)で一時東京を上まわっていた大阪を含む関西二府県が「まん防」適用の要請を出していないことで、19日の午後要請について協議すると言うことのようです。
ABCニュースによれば、大阪府では18日時点の病床使用率が29%と適用要請の基準と定めた35%目前ではあるものの、重症病床の使用率は2~3%の低い水準に留まっていると言うことです。
何かにつけて雷同したがる首都圏四都県知事さん達に比べてよっぽど冷静な対応であると思われます。様々な過去の自粛要請の結果、何の効果も無かった(或いは効果が見えない)ということが段々判ってきたのでは無いでしょうか。
と言うことで、久しぶりに全国と東京の陽性者の推移のグラフを纏めてみました。
従来のグラフですと、亡くなった方のグラフを併せて表示していましたが、ご不幸にもコロナで亡くなられた方々を軽んずるようで申し訳ないのですが、今回の流行では余りに亡くなった方の数が少ないので、「重症者」の推移を併せて記載することにしました。
データの出本は前回と同様厚生労働省のオープンデータのサイトから数字を拾いましたが、重症者数は2020年5月9日からしか連続したデータは公開されていません。
また、東京(及び沖縄)と他の道府県は「重症者」の定義が違いますので、ご注意下さい。
全国の定義はICU等で治療を受けている方の数、東京(及び沖縄)は人工呼吸器やECMOを使用している方の数で計上されています。
取りあえず、グラフに纏めてみた段階ですので、これから色々検証してみたいと思いますが、前回のピーク(所謂夏の第5波)と比べても、陽性者数の増え方は尋常ではなく、オミクロン株の感染力の強さは際立っているといえます。
東洋経済殿サイトから拾った全国と東京都の実効再生産数のグラフを載せます。
実効再生産数(平たく言えば5日で一人の陽性者が何人に伝播するか)のピークは全国では1月9日に5.75(!)のピークを記録しましたが、すでに17日には2.49まで低下(18日にはやや増)していますが、第5波のピークは8月1日に1.79であったことを考えるとまだまだ高水準です。
ただ、最も早くオミクロン株が広まったと言われる沖縄県では同じく1月9日のピーク10.34(!!)だったものが18日には1.19まで低下しており、すでにピークアウトしているのではと言われていますので、早晩減少に転じると思われます。
ところで、
「岸田ソーリ(総理と表記するのも腹立たしい)!ワクチンの確保は進んでいますか?」
今にして思えば、菅前総理は日米首脳会談の折にファイザーのブーラCEOと直談判、さらにブーラ氏を迎賓館に招き一部のマスコミから「媚び諂う」とまで酷評されましたが、ちゃんと国内使用分に相当するワクチンを確保しました。
河野ワクチン担当大臣は時々刻々のワクチン確保・配給情報を発進していました。
岸田ソーリと新ワクチン担当大臣!(如何ン!名前がすぐに出て来ン!!)
仕事していますか?
有り難うございました。