当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。
出遅れおじさんです。
GAFA4社の2021年10~12月期の決算が出そろって、色々悲喜こもごも、というか三強一弱という色分けがはっきりしましたが、一弱呼ばわりされるほどのものでも無いとは思いますが。
アップル(AAPL)
iphone13やiPadの好調で、四半期利益としては売上げ純利益ともに史上最高。
株価も正月前後の最高値に近づきつつあります。
アルファベット(GOOGL)
こちらも四半期売上げ、利益ともに過去最高を記録。
併せて本年7月の株式分割を発表、瞬間風速ですが、最高値を更新しました。
過去の記事
をご参照下さい。
メタ・プラットフォームズ(FB 旧フェイスブック)
社名まで変え、社運を賭けたと言われるメタバース事業が1兆円を超える営業赤字とのことですが、売上げは市場予想を上まわり、純利益が予想を5%弱下回っただけなの、株価は20%下落。1銘柄当たりの時価総額の減少としては史上最大という「不名誉」な記録を残しました。
私自身FBの株式は保有しておりませんので同社をそんなにウオッチしていませんが、メタバース事業なんて「種まき」が済んで芽を出し始めたばかりの段階では無いのでしょうか。
下の記事のように「もう成長しない」と決めつけられるのもどうかと思います。
アマゾン(AMZN)
アマゾンは逆の意味で市場予想を裏切りました。
発表を受けて株価は13.5%高騰、FBとは逆に史上最大の時価総額増を記録しましたが、昨年秋の最高値からは17%減という状況です。
何が市場を驚かせたかというと、売上高はほぼ市場予想通りでしたが、1株利益が市場予想の7倍超に上り史上最高となったことが好感された、とのことですが・・・
米国の株式市場では、私の見る限りでは
市場予測以下なら「百叩きの刑」
減配しようものなら「打ち首」
の、ようです。
そもそも
「市場予想」ってナンヤネン!
ネットで調べると、複数のアナリストの分析の平均値らしいですけど、「読み」をハズしすぎ! というのは言いすぎかもしれませんが。
勿論、企業内部からのリークが無ければ決算発表を待たなければ内情を窺い知ることは出来ませんので当たり外れはあるでしょう。
AMZNの事業の中心部分は所謂「通販」ですので元々営業利益率2%以下のビジネスです。「アマプラ」等のネットサービス(AWS)・・・決してボロイ商売とは言いませんが・・・の比率の上下で大きく利益率も変わるので、当たり外れはあるものです。
その程度の「市場予想」では無いでしょうか。
その予想に勝ったか負けたか一喜一憂する・・・はい、紛れもなく私もその一員です。
有り難うございました。