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出遅れおじさんです。
ロシアのウクライナ侵攻以降、マーケットの雰囲気は重いものでしたが、多少の対話ムードのニュースに、9日(火)の米国市場は憑き物が落ちたかのように好調で、明けて10日の日本市場の展開を十分期待させるものでした。
が、さらに驚愕のニュースが飛び込んできました。
取引終了直後にアマゾン(AMZN)が1:20の株式分割、自社株買いをほぼ倍増の最大100億$に引き上げることを公表しました。
AMZNもついに重い腰を上げたか! という感じです。
同社の株式分割は随分前から噂としてはあったのですが、気が付いたらアルファベット(GOOGL)に先を越されてしまいました。
過去の記事
をご参照下さい。
同社の株価は、年明け以降はFRBの引き締め観測で極めて軟調でしたが、それでも2,000$台後半とダウ平均に組み入れられるには些か高額でした。
今回の分割で150~200$という「馴染みやすい」株価となるので、GOOGLとAMZNはGAFA4社の中でアップル(AAPL)に続くダウ30銘柄入りも期待されます。
企業の規模とマーケット全体への影響力や成長性等を考えるとGOOGLやAMZNもダウ30平均に組み入れられてしかるべきとは思いますが、ダウ平均は単純平均株価なので「高すぎる株価」は嫌われているようです。
只でさえ、巨大ネット企業は独占的地位を濫用して儲けすぎとの批判は根強いようですので、高い株価では肩身が狭いのでは無いでしょうか。。
併せて、自社株買い引き上げ公表は株価に大きく影響するようで、取引終了後の時間外では株価が9%も上昇しているとのことです。
今夜は心穏やかに眠れそうです。
「日々の株価の上げ下げに一喜一憂しない」
は、何処へ行った! と何時ものように自問自答の日々です。
有り難うございました。