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出遅れおじさんです。
今日は予定外に朝からドタバタでした。
何時もの日課で本日の寄り付を眺めていると、今日は全体的に上昇・・・
「日々の上げ下げに一喜一憂しない」を信条にしているつもりですが、株価が堅調だと気分も明るくなるものです。
「ンッ? 富士フイルム(4901)、なんでこんなに高い?」
見ている内に前日比400円近くまで急上昇。まるで先月末の東京エレクトロンデバイスの決算発表(28日)の翌日の大暴落の逆を行く展開。でも、決算発表は15時のハズです。
何か別のニュースでも・・・と思ったときの常套手段でまず「Yahoo掲示板 様(?)」にお伺いをたてて見ると。
「決算発表されている!!!」
書き込みをたどってみると、本来日本時間4日15時に決算発表の予定だが、夜の内に誤って海外の機関資家向け等に決算情報が流れてしまったため、急遽9時過ぎから繰り上げで発表になったとのことでした。
会社説明ではIR部門の手違いと言うことのようですが、私のような短期取引をしない人間でもこのドタバタなので、短期売買専門の方はさぞや大変であっただろうと思いました。。
「ナニヤッテンネン!」
と、怒鳴るだけでは済まないような気がします。
下手をすると訴訟沙汰のような気もしますが、定量的な損失、或いは失った得べかりし利益が証明できるか? にかかっていると思います。
外野席ながら今後の展開は、年寄りの格好の暇つぶしネタになりそうです。
中間決算の内容自体は、驚くべき内容でこの会社の元気の良さを良く表しています。
売上高 対前年同期 △20.8%増
営業利益 〃 △91.0%増
純利益 〃 △42.4%増
と言うもので、通期見通しに対する進捗率は、売上高こそ49.4%とボチボチですが、純利益は74%(!!!)という好調ぶりで、併せて通期見通しの上方修正と増配が発表されました。
純利益予想 配当予想(中間+期末=年間)
前期末決算時 1,300億円 50+ 50=100円
2/四決算発表時 1,750億円 55+ 55=110円
昨日ご紹介した東京エレクトロンデバイスの上方修正と比べたら「ナーンダ」というレベルですが、企業の規模が違います。
それを思えば、なんでエレデバの株は上がらないのか? と二日も続けて同じボヤキをしてしまいそうです。
富士フイルムの株価は一旦は10,000円をつけましたが、この株価になると利益確定の売りに押されたのか、9,000円を切っていましたが、再び上昇気流に乗れるのでしょうか。
それにこの会社には、治験中のコロナ治療薬「アビガン」やノババックス向けワクチン原液等の「暴騰」ネタが隠れていますので、引き続き目が離せません。
言うまでも有りませんが、投資は自己責任でお願いします。
有り難うございました。