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出遅れおじさんです。
10月の末以降、総選挙はあるは、月次の資産運用の締めはしなければならないはで、何とか「気を紛らせ (?)」ておりましたが、先月末から「ドーン」と重いものが胸の中に漂っておりました。
このブログでも何度かご紹介していましたが、10月28日に東京エレクトロンデバイスの2022年3月期の2/四期の決算発表がありました。
半導体不足の波に乗って同社の今期決算は絶好調の様子で、「ご丁重にも」9月6日には2/四期、通期、中間配当予想の修正を発表しました。
(過去の記事
を、ご参照下さい)
私としては大変珍しいことですが、28日の大引け後15時半に「身を清め(?)」て同社のHPにアクセスしました。
この会社には何度か驚かされていますが、「驚愕の中間決算」と言うに相応しい内容でした。
売上高 対前年同期 △ 33.7%増
経常利益 〃 △ 96.7%増(!)
純利益 〃 △221.4%増(!!!)
同時に公表された、通期の純利益予想、中間・年間配当予想は以下のように見直しの度に増額修正されてきました。
純利益予想 配当予想(中間+期末=年間)
前期末決算時 44億円 80+ 95=175円
2/四予想修正時 48億円 95+ 95=190円
2/四決算発表時 52億円 105+100=205円
前期(2021年3月期)の実績が、純利益31.4億円、配当が中間40円、期末85円、年間125円でしたので、純利、配当ともに1.6~1.7倍という上方修正となりました。
「さぞや株価も」
と、翌日の寄りつきは・・・ところが見ている内に・・・
「大暴落!」
結局、発表日翌日の29日は8%以上の下げとなりました。
想定を大きく上まわるものでは無いということが嫌気された理由のようですが、ここまで下げなくても・・・
というのが率直な感想です。
そして週明け。
自民党の実質的勝利に日経平均が700円以上挙げた日も「半値戻し」がやっとで、未だに決算前の水準に復帰できていません。
「オイッ! 『株価の上げ下げに一喜一憂しない』は何処へ行った !」
はい、仰るとおりです。
有り難うございました。