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出遅れおじさんです。
マリモ地方創生リート投資法人(3470 以下マリモR)より分配金を頂きました。
マリモRは名前の通り「地方から日本を強くしていく」を基本理念とした、地方を中心とした総合型リートです。
地域別の物件配置は、東京を含めた関東地区のシェアは20%強に過ぎず、関東・中部・関西以外の地方物件が50%を越えるリートです。
用途別には総合型と言っても主力は住居と商業施設が中心で、併せて75%以上を占めています。
直近の分配金の実績と、今後の見通しは以下の通りです。
2020年12月期 3,549円
2021年 6月期 3,572円
2021年12月期 3,924円(今期)
2022年 6月期 3,815円(予想)
2022年12月期 3,529円(予想)
分配金利回りは6.2%(!!)です。
5%を越える高利回り案件は、「ナニか不都合なことがあって」株価や投資口価格が低迷している銘柄が多いのですが、マリモRは特段投資口価格が低迷している状況でもありません。
直近、年末年始に懸けて価格が下落していますが、これは2年ぶりに26%もの公募増資を実施した影響です。
公募増資は投資家の皆さんから見て、株式(或いは投資口)価値の希薄化として毛嫌いされることも多いのですが、私自身は不動産投資法人や不動産会社の場合で見ると、事業拡大(物件取得)のためには欠くべからざるプロセスですので、成長のためには越えなければならない壁であると思っています。
新規に取得した物件の価値が全体の価値を高める事が出来れば良いと考えております。
因みに今期の分配金の実績と来期の見通しは、前期決算時に提示された予測と比べて10%以上向上していますので今回の公募増資は成功であると評価したいと思っています。
前回決算時 今回決算時
2021年12月期 3,572円 →3,924円
2022年 6月期 3,401円 →3,815円
有り難うございました。