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出遅れおじさんです。
スターアジア不動産投資法人(3468 以下スターアジアR)より分配金を頂きました。
スターアジアRは首都圏中心の総合型リートで、物件の33.7%が都心5区に集中しており、これを含めて75%程度の資産は関東地区です。
用途別には、オフィス40.8%、住居19.5%、商業施設9.2%、ホテル12.3%、物流他19.2%となっており、地域的には関東偏重ですが用途としては比較的均等に分散されています。
分配金の直近の実績及び今後の見通しは以下の通りです。
2020年1月期 2,788円(分割後1,394円)
2020年7月期 3,436円(分割後1,718円)
2021年1月期 1,676円(今回)
2021年7月期 1,455円(見込み)
2022年1月期 1,455円(見込み)
スターアジアRは前回の記事
でも紹介させて頂きましたが、さくら総合リート(以下さくらR)に対して敵対的買収を仕掛けたわけですが、さくらRの投資口価格が10%程度低く、そのままではスターアジアRとさくらRは1:0.89で合併することとなり、さくらRの投資主はスターアジアRの投資主になれません。
そこで自らの投資口を2分割し、1:1.78の比率で合併することとなりました。(2020年8月1日付け)
私自身は元々、スターアジアR、さくらR各1口を保有していましたので、
旧スターアジアRの 1口は新スターアジアR 2口に。
旧さくらRの 1/1.78口は新スターアジアR 1口に。
旧さくらRの 0.78/1.78口は投資口端数処分(涙!)代金として33,303円を現金で受領。
と言う結果になっております。
今回、2021年1月期の決算短信を読んでいたら、今期の配当性向が23.8%。
ン? ナンカ、オカシインデナイカイ?
REITは90%以上が原則だろ・・・ と言うことで、ズーっと読み進むと、今期は「特別利益」として89億円(!)が計上されていました。(ほぼ3回分の分配金に相当)
「負ののれん」による利益が生じているとのこと。
早い話が、大金を投じて買った「さくらR」の評価益が「負」ののれん代として特別利益に計上されているとのこと。
ど、どんだけ、悪どい・・・(失礼しました)
この特別利益は一時差異等調整積立金として積み立て、次回(2021年7月期、並びに2022年1月期)は上に書いたように、通常の利益にこの積立金を取り崩して補填し、1,455円の分配を維持することとしています。
それ以降の決算については今の段階ではなんらアナウンスされていませんが、それなりの安定的分配が期待できると期待はしています。
それで、最近投資口価格が好調なのか・・・
なんと、Yahooの掲示板では、旧さくらRの投資口価格に換算し直して上場来最高値という書き込みがありましたが、「◯んだ子の年を数え」てドーする!
有り難うございました。