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出遅れおじさんです。
この週末は珍しく「お金」を頭の隅に追いやった週末でした。
で、新しい週明けとともに再び生臭い(「お金」を決して不浄なものとは考えておりませんが、自己の利益が先に立つという意味で)日常がキックオフしました。
やはり、お金に纏わる話題をご紹介します。
今朝のモーサテで三菱UFJモルガンスタンレー証券の植野大作氏が、大変興味深く面白いデータを挙げていましたので簡単にご紹介します。
年毎の米ドル/日本円の変動幅、変動率を調べると2020年は、変動幅では過去最少、変動率では歴代2位の年であったと言うことでした。
(何時からの「歴代」か、の明言は無かったが、変動制移行以降か)
2020年は最も米ドル/円の変動の少ない年であったとのこと。
さらに、2017年~2020年の直近4年間の殆どが変動幅、変動率の少ない方のベスト5に入っている。
・変動幅の少ない順のベスト5は
2020年、2018年、2017年、2011年、2019年
・変動率の少ない順のベスト5は
1975年、2020年、1976年、2018年、2017年
即ち、ここ4年間極めて米ドル/円相場の変動が少ない時期となっている。
これはトランプ大統領の就任時期と全く重なるので、各大統領任期中の米ドル/円の変動率(任期中の値幅/中央値)を比較すると、トランプ大統領の4年間は13.2%。
カーター大統領からオバマ大統領までの各任期中の変動率の平均は39.5%。
従ってトランプ大統領任期中の変動は極端に少なかった。
植野氏が「ハチャメチャな経済政策のトランプ大統領」と形容したのが引っかかるのは置いておいて、私個人の意見では、日本から見たらトランプ大統領は最も好ましい大統領であったと言わざるを得ないのでは無いのでしょうか。
(FXをやってらっしゃる方は面白みの無い! と言いたいでしょうが)
確かに中国の台頭と横暴で、日本なんかに構っている暇は無いという日本の相対的地盤沈下は背景としてあると言わざるを得ません。
尚、大統領別で変動幅の少ない2位はブッシュ(父)、3位はブッシュ(息子)のようですので、何かと支持母体である労働組合の利益のために,日本叩きをして為替を変動させてきた民主党政権より、共和党政権が好ましいのは言うまでもありません。
植野氏は2021年も変動の少ない年、と想定されていましたが、バイデン大統領がかっての民主党大統領のように日本に牙を剥く場面が無いとは・・・
有り難うございました。