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出遅れおじさんです。
ヒューリック(3003)より配当金と株主優待のギフトカタログで、ショコラティエ ピュイリカールのチョコレートを頂きました。
ピュイリカールはプロバンスのピュイリカール村発祥のショコラティエと言うことで、仏政府から伝統と技を継承する企業に与えられる「EPV」という商号を与えられており、基本的には手作りでカカオの香りを堪能できると言うことです。
しかし、残念ながら家内名義で購入している銘柄ですので、家内が開封しない限り味見をする事は叶わず、試食レポートは出来ません。我が家の掟です。
同社の概要については、2020年12月期の総会案内より早く2月下旬に株主優待のギフトカタログ(3000円相当)を頂きましたので、2月26日付け
でご紹介させて頂きましたように、旧社名「日本橋興業」という都心部中心の賃貸オフィス事業を展開している不動産会社です。
1株あたりの配当金は18.5円(年間36円)で配当利回りは2.8%です。(300株以上で頂けるギフトカタログを3000円とすると3.5%)
ただ、同社は少なくともヒューリックと商号を変更して以降ずっと増配を継続しており、基本的には増配継続をアピールしています。
直近の年間配当実績と今後の見通しは以下の通りです。
2018年12月期 25.5円
2019年12月期 31.5円
2020年12月期 36.0円(今期)
2021年12月期 38.0円(見込み)
増配に応じて配当性向も上昇していますが、今期で37.8%でまだまだ余裕はありそうです。
同社はホテル事業や保険事業も手がけていますが、基本的にはオフィスの賃貸等の不動産事業が90%以上を占めています。
となると、REITとどう違うのかというのが気になります。
そして、ナント面倒くさいことに、同社はグループ会社にヒューリックリート投資法人というREITも運営しています。同社の保有物件を同投資法人に売却したりもしています。
投資家の皆様には釈迦に説法ですが、不動産投資法人(REIT)と不動産事業会社の違いは、利益の90%を投資家に分配すると法人税を免除される法人と、法人税を徴収されるが配当した残りの剰余金を事業拡大の原資として投資できるところにあります。
REITは不動産開発は基本的には出来ませんが、不動産事業会社は開発行為も可能となります
結局、安定した配当収益を得るならヒューリックリート、成長性に期待するならヒューリックという選択となるでしょう。
有り難うございました。