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出遅れおじさんです。
以前の記事でも懸念はしていましたが、
(過去記事を
ご参照ください)
懸念に反してすんなりと東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長は橋本聖子氏に決定しました。
実は森氏辞任直後、早々に森氏の後任を明快に予測した方がいらっしゃいました。
スポーツライターの小林信也氏です。
小林氏は、ご本人の名誉のために敢えて申し添えさせていただきますが、川淵三郎氏マスコミ辞令騒動の二の舞になりかねないので、その段階では決して固有名詞は上げていらっしゃらなかったと記憶しています。ただ、私が小林氏は橋本氏を予想していると推測しただけです。
何故そこから、橋本聖子氏と私が推測したかは、小林氏のコメント
「指名委員会メンバーに独自の会長候補を提案できるような方は一人も居ない」
を見れば明らかで、官邸筋が橋本氏を推していると言う報道も当時すでにあったので、橋本氏以外にはあり得ないと推測しました。
政権に批判的な方々から見れば、「政治介入」以外の何物でも無いと思われるかも知れません。
ただ、橋本氏の就任を好意的に評価されている方もいらっしゃいました。
2月19日(金曜日)の日本放送「飯田浩二のOK!Cozy up!」のゲストコメンテーター明治大学教授の飯田泰之氏は組織委員会会長の人選に関して、以下のようにコメントしました。
「政権の意向を汲んで、政治家が会長職に就くと言うことは、『大会を開催する』という強い政権の意志の表れだ。開催に踏み切れば、かなりの批判も想定されるし、開催によりコロナの陽性者が増える事態にもなりかねないが、責任を取れるのは政治家だけだ。」
「大会を開催しないと言う選択肢があり得るなら、会長に就くのは調整力に長けた官僚出身者。」
私も全く同感です。勿論無観客開催はあり得ません。海外からの観客を入れるか否かはある程度の段階で判断する必要はあると思います。そう言う意味では川淵氏の主張は極めて正しかったと思います。
大会の開催を当たり前のように主張することに関してはご批判もあろうかとは思いますが、ワイドショー的な悲観論を煽る報道ばかりを見ていれば違和感はあるでしょうが、世界最高水準のコロナ対策を実現できている日本こそが、コロナウイルスとの戦いに打ち勝った証として開催に踏み切るべきであると思います。
橋本氏に関しては、何よりも前任の森氏との関係や何年も前のセクハラ事件を持ち出して批判的な報道も見られますが、表題にも書いたとおりの「男前」橋本聖子氏の手腕に期待して東京オリンピック・パラリンピックの開催にこぎ着けて欲しいと思います。
有り難うございました。