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出遅れおじさんです。
残念な銘柄第三弾で「蜜の味」を味わっていただきたいと思います。
昨日の記事で「損出し」下銘柄の中であえて「処分」と書かないとは言いましたが、「損切り」した銘柄を2銘柄挙げました。
一つのインヴィンシブル投資法人は
(「インヴィンシブル投資法人(8963)より分配金(コロナ対応の遅れを猛反省)」
https://deokureojisan.hatenablog.com/entry/2020/09/19/082410 をご参照下さい)
こういう状況下では「残念」と評するのは忍びなかったのですが、多少投資口価格が上昇したところで「損切り」させていただきました。。
もう一方の共立印刷(7838)は、私自身の投資歴は浅いのですが私の保有銘柄の中では随分古株で、2013年頃より保有していました。通販カタログの印刷が好調で株価が240円前後、配当利回りも4%くらい位でした。
その後じりじりと株価・配当共に上昇、チョコチョコと買い増ししていました。1単元2~3万円という株はNISAの残枠を埋めるのに都合がいいんです。
そして株価が400円に近づくまで上昇はしたのですが、2019年度3月期中間決算で収益見通しの悪化、減配を発表し株価は一気に下落に転じ、ついに2021年3月期は営業赤字、無配が公表されました。
出遅れおじさんは最終的には特定口座、NISA口座併せて2,000株を保有していましたので、昨日の記事でご報告した損失14万円の2倍以上は出ておりました。(釈迦に説法ですが、NISA口座の損失は配当と相殺できないんです)
同社は減収減益を発表するに先立って2018年年7月に社長の交代を公表していました。Yahooの株価掲示板では、後任の現社長に対する罵詈雑言とは言いませんが批判の書き込みも多々ありますが、収益悪化と社長交代とは何らかの関係はあったのではないかと邪推しています。
実は私 出遅れおじさんは密かに先代社長のファンだったんです。中間期、期末と送っていただくIR資料にトップの写真が掲載されていたのですが、穏やかな表情の野田会長(大株主なので創業家の方と拝察します)と並んでニコリともしない、いかにも頑固親父そのものという先代社長の写真は大好きでした。この頑固親父が居る限りこの会社は安泰という感じを抱かせました。
確かに、デジタル化の波に押されて紙媒体の先行きは順風満帆とは言いがたいとは思いますが、大日本印刷や凸版印刷(期末は減配の見通し)はコロナ下でもしっかり利益は確保できているようです。これらの最大手ほどの経営体力は無く、チャレンジングな脱紙事業への展開を図れるほどには身軽では無かったということでしょう。
またの再起に期待したいと思います。
有り難うございました。