出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

6月第4週の資産運用報告・・・先週よりは多少戻しましたが、依然対前年末マイナス圏

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出遅れおじさんです。

 

 常々このブログで申し上げておりますとおり、基本的な私の投資スタンスは、

・長期保有

・配当重視

 ですので、基本的には株価の上げ下げは本来余り気にしないようにはしており、日々の証券口座残高の集計値の推移は一喜一憂しないつもりでは有りますが、しっかりチェックはしています。

 

 6月第4週末の資産状況のご報告です。

 

 第4週のトピックスは22日に開催されたパウエル議長の上院での議会証言に尽きるでしょう。インフレ抑制を力強くコミットしました。

 これを受けて米国市場は何故か安心感が広まりダウ30平均は1,600$も上げました。

 

 これに引きずられて、我が国も・・・と行きたいところですが、米国ほどの勢いはありませんでした。

 

 

 6月第4週末までの主だった指標と、いつもながら並べて表記するのも烏滸がましいのですが私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の5月末との対比は以下の通りです。

 

     5月末 4週末

日経平均  27,279 26,491(円)

ダウ平均  32,990 3,1500($)

NASDAQ   12,081   11,607

REIT指数 2006.03 1914.46

 

株式資産 Base ▼ 74.0(万円)

折線:指標推移(対前月 % 左目盛り)、棒グラフ:資産推移(対前月 万円 右目盛り)



 私 出遅れおじさんの6月に入ってからの株式資産は、対前月末▼74.0万円の減ということで、年初来マイナス圏(▼36万円程度)に留まっています。

 

 対前月末の差異の内訳は、大まかに言うと米国株資産がほぼ△9万円の◯、日本株REIT資産が▼83万円の✕と言う状況です。

 先月末に比べドル円相場はほぼ128円台後半から、135円へ6.5円$ドル高になっていますので、為替差で△71万円の◯、ドル建てで▼62万円の✕という状況です。

 

 私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の月次騰落(対前月末)分布に6月第4週末までを当てはめると、マイナス側2本目のバーの半ばまで戻しました。

月次騰落(対前月 万円) 2018.1~ N=53



 ロシアのウクライナ侵攻の一日も早い収束を願っています。

 勿論私の場合はT朝のTM川氏とは逆で、ウクライナが矛を収めることでは無く、ロシア軍の全面撤退とプーチンの国際軍事裁判での断罪です。

 

 相場の上げ下げを気にしないと言っても上がれば嬉しいし、下がれば悲しい、ただ上がり過ぎれば落ち着かないというわがままばかりを言っておりますが、いずれにしても、上がった、下がったと騒いでみても、この◯☓は「含み益」「含み損」である事には変わり有りません。

 

有り難うございました。

家内は「金妻」?・・・決してドラマの「金妻」では有りませんが・・・

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 私が愛読させて頂いているブログの一つに、Marskoin(id:Marskoin)様の「寝当直医の資産防衛」があります。

 中でも本年5月30日付けの記事、

www.marskoin.com

 は、思わず二度三度と読み返してしまいました。

 

 医師であるMarskoin様が患者さん方を診て、「残念ながら、健康の格差は経済的な格差と連動しているように認識しています」と締められています。

 

 経済的に恵まれている方は、食事への気の使い方、運動や休息についての意識付け、喫煙習慣の有無等、自己の健康への気遣いの結果、50代になると明確な差になって表れると言うことです。

 

 決して自分自身を高所得者とも資産家とも思っていませんが、上記のような気遣いの積み重ねの結果、60代後半にしてそこそこの健康水準を維持できているというのを実感できました。

 

 ただ、私自身過去を振り返れば決して褒められたものでは無く、

・四十にして絶つ(漸く禁煙)

・五十にして削る(ダイエットに勤しむ)

 併せて、先日の記事

deokureojisan.hatenablog.com

 に有りましたように40代半ばくらいからやっと歯科検診を受けるようになったところです。

 

 しかも、それもこれも家内の厳しい指導の下、漸く習慣付いたもので、家内には感謝の言葉しか有りません。

 

 自分に気を遣う「余裕(特に経済的な)」も大切ですが、ある程度嫌がられるのも承知で厳しく指摘・指導してくれるパートナーも極めて大切であると思っています。

 

 少し前の本ですが、

 鈴木あけみさんの「夫を金持ちにする妻 貧乏にする妻」(秀和システム)

 (2017年の出版ですが、amazonではまだ買えます)

「金妻」と「貧妻」



 では、それぞれの妻を「金妻」、「貧妻」と名付けていますが、同書では「金妻」が実践している夫を金持ちにする5つのプロデュース方法として、健康、メンタル、金銭、人脈、外見の5分野での手法を紹介しています。

 

 本書の表題と表紙に惹かれて買ってしまいましたが、家で読み終えると「なるほど!」という思いが強くなりました。

 

 家内はほぼ90%以上の項目で「金妻」に該当ると思いましたので、家内にこの本を勧めると、翌朝

 「ほら、口が臭い!ッて言えるのは、私くらいのものよ!」

 と、とニッコリ笑って返しに来ました。

 

 本人も自覚したのでしょう。

 

 家内は「金妻」でした。

 

 有り難うございました。

6月の投資信託運用成績・・・2ヶ月連続で対前月マイナス

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 毎月22日は フィディリティー投信のフィディリティー・USハイイールド・ファンド決算日で、私が保有する投資信託の6月の決算がすべて終わりましたので、全部纏めてではありますが、運用状況をご紹介したいと思います。

(各投信とも決算日断面)

 

 

【フィディリティー・ハイイールド債投信】

 私は二つの証券会社で保有しておりそれぞれの運用成績は以下の通りです。

                (千円)

     (取得) (5月) (6月)  (対前月) (取得来)

野村證券 1,390 1,738 1,814  (4.4%) (30.5%)

大和証券  661  862  898  (4.2%) (35.9%)

・合計  2,051 2,600 2,712  (4.3%) (32.2%)

 

 6月は久しぶりに盛り返しましたが、円安のご威光でしょうか。

 今月のチャートは対前月で最も上昇率の高いハイイールドファンドです。

フィディリティー投信殿サイトより借用



 

【米国リート三兄弟】

 下記米国リート三兄弟の状況は以下の通りです。

 

      (取得) (5月) (6月)  (対前月) (取得来)

・ゼウス     674 1,011   980 (-3.1%) (45.4%)

・大和米国R 1,351 2,601 2,451  (-5.8%) (81.3%)

・フィディR 1,390 2,051 1,923 (-6.2%)  (38.3%)

 (合計)      3,415 5,663 5,353 (-5.5%) (56.7%)

 

 ゼウスと他の2本の差は単に決算日の違いであろうと思います。(ゼウスは5日、大和とフィディは15日)

  金利上昇は不動産投資の最大のリスクです。

 

ひふみ投信

 ひふみ投信の運用状況は以下の通りです。

 

     (取得)  (5月)  (6月)  (対前月) (取得来)

・ひふみ 5,550 5,840  5,968 ( 2.2%) ( 7.5%)

 

決算日同士の比較では今月は多少改善していますが、全体的にジリ貧傾向には変わり有りません。。

 

【野村高配当プレミアム】

        (取得) (5月) (6月)   (対前月) (取得来)

・野村高配当株 1,390 1,835 1,837  ( 0.1%)  (32.1%)

 

 円安ドル高の御利益は有れど株価自体の低迷が・・・

 

【国内、先進国債権】

        (取得) (5月) (6月)   (対前月) (取得来)

・Wウイング  1,300 1,225  1,249  (-2.0%) (-3.9%) 毎月5万円積立中

eMaxis先進債 1,250 1,219  1,274  ( 0.4%)  ( 1.9%) 毎月5万円積立中

 

 金利上昇懸念を受けて債券ファンドは厳しいです。特に日本債権はヘッジファンドに売り倒されているという噂です。

 

 

【総額】

 まだ、積立中の投信もあるので月々の経過を評価するのは難しいのですが、本年末段階の全体合計は以下の通りです。

 

     (取得)  (5月)  (6月) (対前月) (取得来)

・総額 15,218 18,604 18,619 (-0.5)  (22.5%) 毎月10万円積立中      

 

 対前月は、10万円の積み立てを考慮すれば、▼8万円の✕と言う結果でした。

4月には対前年末「プラ転」しましたが、その後は2ヶ月連続で対前月マイナスです。

 

有り難うございました。

続「マーフィー的投資の第一法則」と「楽天キャッシュで投信積立」

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【続 マーフィー的投資の第一法則】

 

 一昨日の記事、

deokureojisan.hatenablog.com

 で、ご紹介しましたように、日経平均はジリ貧で年初来安値とは言わずとも、絶好の買い時か? と言うと必ずしも買いたい株価は下がらない、というマーフィー的投資の第一法則

 「絶好の下落局面でも、買いたい株は下がらず、買ってはいけない株は絶好の価格」

をご紹介しました。

 

 年初来の推移で、ダダ下がりの日経平均に比べて、三菱商事(8058)や、武田薬品(45029はむしろ上昇気味であるというチャートをお見せしました。

楽天マーケットスピードⅡ画面より



 実はこんなチャートを以前にも見たことがある・・・と、悶々としておりましたところ、昨日(6月21日)のモーサテで、楽天証券の香川睦氏が、日経平均日経平均高配当50指数の比較1年チャートを紹介してくださいました。

モーサテ画面より



 そうだ、このチャート・・・

 これを見ると、明らかに特に年初来日経平均は10%程度の下落では有りますが、高配当50指数は10%程度のプラスとなっています。

 

 日経平均高配当50指数の構成銘柄には、三菱商事武田薬品も入っておりますので、同様の傾向にある事は明らかでした。

 

 「配当 命!」

 が信条の私出遅れおじさんの資産はどうかと、日本株REITの年初来の騰落は先週末(6月17日)段階で、資産額で

 日本株REIT △ 65.2万円

 米国株    ▼161.8万円

    合計     ▼ 96.6万円

 

 と言う状況で、日本株REITの騰落率は、5月末の資産額が2,634.9万円ですので、△2.4%、累積受取配当は27.4万円でしたので、配当込みで△3.5%でした。

 

 日経平均高配当50指数に遠く及ばないと言うことが改めて自覚出来ました。

 

 イヤッ! 日本株の20%は個別リートで、優待狙いの百貨店株や、自分自身持ち続ける意味が今ひとつ説明できない「青い飛行機」の会社・・・等、あれこれ言い訳しているようでは成長は期待薄です・・・はい、十分自覚しています。

 

楽天キャッシュで投信積立に設定変更】

 

 投資・資産形成ブログで話題になっていますが、6月19日から電子マネー 楽天キャッシュで投資信託の積立が可能となりました。

 

 従来からご報告してきましたように、2019年に頂いた退職慰労金の一部500万円を10万円✕50ヶ月で債権系の投資信託に積み立ててきており、内限度額一杯の5万円はクレカ決済でポイントを享受していました。

 ところが、楽天の様々な最近のサービス改悪の一環(?)で、ポイントの還元率が1%から0.2%になることとの引き替えに、楽天キャッシュでの決済(限度額+5万円、クレカと併せて10万円)が可能になりましたので、「ポイント 命!」の出遅れおじさんとしては参加しないわけには行きません。

 

 と言うことで、本日無事に、口座引落の5万円積立を楽天キャッシュ決済に変更しました。

 

 でも、結構面倒でしたね、手続きは。

 

 と言うのも、システム上、既存の投信の積立設定を変えようとすると、クレカ決済を優先的に楽天キャッシュに変更させようとするので、クレカとキャッシュの両建てとするためには、既存の口座引き落としの積立の変更では無く、新たな積立として設定しないと出来ませんでした。

 

 既存のクレカ積立の還元改悪は、クレカとキャッシュの両建てへの変更で回避できましたが・・・

 

 そんなことより、日本債権はどうもヘッジ系に売り倒されているらしくて、全く冴えないのですが、こちらを見直した方が・・・

 

有り難うございました。

今日は定期歯科健診でした

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 今日はほぼ3ヶ月おきに受診している歯科検診でした。

 

 私は子どもの頃から歯医者が大嫌いでした。

ずっと避けてきていたのですが・・・


 

 幼少の頃から通っていた、歯科医院を経営していた同級生の父親が亡くなって以降、やたらと怒りっぽい近所の歯科医が苦手で、出来るだけ近寄りたくないと感じていました。

 

 当然そう言う状態ですから、歯の衛生状態は自慢できる状態ではなく、放っておいて悪化、悪化すれば更に行きたくない、を繰り返していました。

 

 結婚してからも、家内から再三再四「歯が汚いから、歯医者へ行け」と口を酸っぱく言われ、漸く治療に出向いたのは中学校以来20年を経ていたかも知れません。

 

 それでもやはり避けたいものは避けておきたいという思いが強かったのですが、ある日、奥歯が欠けてしまいました。

 

 痛いと言うより、口の中の違和感を耐えがたく感じていたのを家内は察知し、丁度自宅を新築し落ち着いたところで、

 「下の通りの信号を渡ったところの◯✕歯科は、口の中の写真を撮って丁寧に説明してくれるらしくて、評判が良いみたいよ」

 

 またしても家内に諭されて、◯✕歯科を予約しました。

 

 「欠けた歯の治療以前に、歯周病対策をキチンとしません?」

 と歯医者に言われ、歯科衛生士のお嬢さんにバトンタッチされました。

 

 一通り歯石の除去をしたあと、

 「歯と歯茎の間の歯周ポケットの歯石をキチンと除去しませんか?」

 「チョット歯垢を見てみます?」

 

 彼女は私の口から取ったサンプルを顕微鏡で見て、動画を見せてくれました。

 

 半透明の木の葉のようなものからチョロチョロと黒いものが出てきます。

 

 1秒足らずの動画を繰り返し再生しているようで、その黒いものはやたら多数いるように見えます。

 

 「動かない葉っぱみたいなのは『ガンジタ菌』で舌のコケと同じです。チョロチョロしているのが、歯周病菌でスピロヘータ菌の一種です」

 「歯石は軽石みたいにスカスカで、歯周ポケットの歯石で繁殖するとCMで見るような歯周病になってしまいますので、是非一度きれいに取ってしまいませんか?」

 

 彼女は、「スピロヘータ」等という恐ろしい言葉とは裏腹に満面の笑みで話しかけてきました。

 

 当時の私にとって、「天使」以外の何者でもありませんでした。

 

 しかしその直後、「天使」「魔女」に豹変します。

 

 「でも、保険が効かないんですけど・・・」

 

 ただ、聞いた値段は一桁万円の初めのほうだったので、お願いすることにしました。

 

 ◯✕歯科との付き合いはそれ以来20年ちかくになります。

 

 今日も一通り、歯茎の点検、歯石の除去、歯のクリーニングの後、かみ合わせ矯正用のマウスピースをチェックして、痛んできていたので新たに作り直すこととなり、歯形を取って頂きました。

 

 歯医者を避けていたころ、歯科医院の前にさしかかると足早に通り過ぎ、職場で歯科検診の案内が廻ってくると、中身も見ないで次に回す・・・

 

 ずっと心の中に淀んでいた黒い霧のようなものが晴れて、「何故もっと早く・・・」と反省するばかりです。

 

 そして私をそう仕向けてくれた家内には感謝の言葉しか有りません。

 

 「歯の健康」は大切ですよ!

 

 有り難うございました。

「マーフィー的投資の第一法則」再び、と「父の日のプレゼント」

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【マーフィー的投資の第一法則】

 

 連日、先週の米国FOMC(連邦公開市場委員会)での0.75%の利上げ決定を受けて、米国市場の主だった指標は立て続けに年初来安値を更新、我が国の市場もこれに引きずられ手本日(6月20日)には日経平均は25,771円と、5月12日以来の安値となりました。

 

 5月12日以来というと些か迫力に欠けますが、日経平均自体が年初来最高値29,388円(1月5日<!>)を一度も越えていないので、絵に描いたようなジリ貧状態です。

 

 で、こういうときこそ買い時かと言うと必ずしもそうでは有りません。

 

 かねてよりご紹介しています、マーフィー的投資の第一法則

 

「絶好の下落局面でも、買いたい株は下がらず、買ってはいけない株は絶好の価格」

 

 そうです、買いたい株に限って下がっていませんし、「これはチョット?」という株は絶妙な価格です。

 

 「オマエは、ドンダケ商社株が好きなんだ!」

 という誹りを承知で例示すれば、三菱商事(8058)に限らず、商社株は全般に高めですし、商社株以外の代表として、製造業株で決して勝ち組とは言いがたい武田製薬(4502)も日経平均より高いパフォーマンスを見せています。

 

 年初(本年1月4日)を1(=100%)として、それ以降の日経平均(緑)、武田製薬(青)、三菱商事(オレンジ)の株価の指数比較のチャートは以下のとおりです。

楽天マーケットスピードⅡ画面より



何れも日経平均(年初来-10%以下)を20%以上上まわるパフォーマンスを見せています。

 

 これでは「買うに買えません」・・・手持ち資金が乏しいことの言い訳に過ぎませんが。

 

 一方米国株はQYLD(17$前半)、XYLD(42$前半)と絶好の買い時ではあります。

 ただ、これらに新たな資金を投入するべきか否か・・・と悩まざるを得ません。

 

 せめて、月開けの配当・分配金再投資に勤しむくらいのことしか出来ません。

 

 

【父の日のプレゼント】

 

 皆様のブログを巡回していますと、色々な父の日の心のこもったプレゼントに心が癒やされます。

 別に高価なもので無くとも、心のこもった手紙でも読み手の心も洗われる思いです。

 

 と言うことで、対抗心を燃やしているわけではありませんが、子どもから頂いた今年のプレゼントは「猿田彦のコーヒーセット」でした。

焙煎深めで絶好です



 特にマグカップは、年季の入ったスタバの福袋のオマケを未だに愛用していましたので、新しいカップは心和みます。

 

 生涯良い父親でいようという気持ちを忘れないようにしたいです。

 

有り難うございました。

日本郵政(6178)より配当を頂きました

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出遅れおじさんです。

 

 日本郵政(6178)より配当金を頂きました。

 

 同社の株式を購入した経緯等は、過去の記事

deokureojisan.hatenablog.com

 で、ご紹介しましたように、「たまたま」口座に10万円強の資金が遊んでおり、昨年秋に日本郵政が第3次売出しを行うというので応募してみたら、「たまたま」当選した。

 しかも、上記の記事にもありますが、POを発表直後から「良い子(?)」の皆さんから売り倒されて、950円程度であった株価はあっと言う間に800円前半まで下落しました。

 結局売出し価格はその週の終値の837.4円の2%ディスカウントの820.6円となりました。

 D和証券でしたが、「タッカイ」手数料を徴収されることも有りませんでしたので、ここ数年来、連続で50円配当を維持していたので額面6.1%、税引き後でも4.8%の利回りの良い買い物であったと思っています。

 

 で、こういうときに限って一単元しか買いに出られない「小心者」です。

 

 同社の直近の決算状況(単位:億円)と1株配当(単位:円)は以下の通りです。

      経常収益 純利益 1株配当

19年3月期 127,749  4,794 50円(25*2)

20年3月期 119,501  4,837 50円(25*2)

21年3月期 117,204  4,182 50円(50*1)

22年3月期 112,647  5,016 50円(50*1) 今期

23年3月期 106,700  4,000 50円(50*1) 予想

 

 他の事業会社では株価暴落に繋がりかねない「控えめ」な来期予想ですが、2,000億円もの自己株取得が効いているのかも入れません。

Yahoo Finance殿サイトより借用



 決算報告書によれば、対22年3月期▼1,000億円の減益の大半は、かんぽ生命の不適切販売等不祥事再発防止対策として日本郵政からのコンサルタント受け入れ等の常態化に伴う費用の増・・・

 

「オイッ! 身内から受け入れかヨ!!」

 と、思わず突っ込みたくなります。

 

 「郵政一家」の仲間意識はいつまで経っても消えないのでしょうか。

 

 冒頭の旧記事でも書きましたが、小泉純一郎元総理のライフワークであった、郵政民営化は一旦はスタートを切りましたが、民主党政権下(情けないことに谷垣総裁で率いる自民党含めた民自公による三党による合意)で、なし崩し的に「ゆうちょ銀行」と「かんぽ生命」の完全民営化義務は「努力目標」にすり替えられ、「郵政一家」の団結は守られました。

 

 「郵政一家」の身内からの声の影響もなきにしもあらずとは思いますが、郵政利権に群がる政治の食い物にされているとしか思えません。

 

 「何故、そんな会社の株式保有を継続しているのか?」

 と問われても、以前から申し上げているとおり、

 「趣味・嗜好」や「主義・主張」と「銭儲け」は別物と割り切っています。

 

有り難うございました。