当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。
出遅れおじさんです。
日本郵政(6178)より配当金を頂きました。
同社の株式を購入した経緯等は、過去の記事
で、ご紹介しましたように、「たまたま」口座に10万円強の資金が遊んでおり、昨年秋に日本郵政が第3次売出しを行うというので応募してみたら、「たまたま」当選した。
しかも、上記の記事にもありますが、POを発表直後から「良い子(?)」の皆さんから売り倒されて、950円程度であった株価はあっと言う間に800円前半まで下落しました。
結局売出し価格はその週の終値の837.4円の2%ディスカウントの820.6円となりました。
D和証券でしたが、「タッカイ」手数料を徴収されることも有りませんでしたので、ここ数年来、連続で50円配当を維持していたので額面6.1%、税引き後でも4.8%の利回りの良い買い物であったと思っています。
で、こういうときに限って一単元しか買いに出られない「小心者」です。
同社の直近の決算状況(単位:億円)と1株配当(単位:円)は以下の通りです。
経常収益 純利益 1株配当
19年3月期 127,749 4,794 50円(25*2)
20年3月期 119,501 4,837 50円(25*2)
21年3月期 117,204 4,182 50円(50*1)
22年3月期 112,647 5,016 50円(50*1) 今期
23年3月期 106,700 4,000 50円(50*1) 予想
他の事業会社では株価暴落に繋がりかねない「控えめ」な来期予想ですが、2,000億円もの自己株取得が効いているのかも入れません。
決算報告書によれば、対22年3月期▼1,000億円の減益の大半は、かんぽ生命の不適切販売等不祥事再発防止対策として「日本郵政」からのコンサルタント受け入れ等の常態化に伴う費用の増・・・
「オイッ! 身内から受け入れかヨ!!」
と、思わず突っ込みたくなります。
「郵政一家」の仲間意識はいつまで経っても消えないのでしょうか。
冒頭の旧記事でも書きましたが、小泉純一郎元総理のライフワークであった、郵政民営化は一旦はスタートを切りましたが、民主党政権下(情けないことに谷垣総裁で率いる自民党含めた民自公による三党による合意)で、なし崩し的に「ゆうちょ銀行」と「かんぽ生命」の完全民営化義務は「努力目標」にすり替えられ、「郵政一家」の団結は守られました。
「郵政一家」の身内からの声の影響もなきにしもあらずとは思いますが、郵政利権に群がる政治の食い物にされているとしか思えません。
「何故、そんな会社の株式保有を継続しているのか?」
と問われても、以前から申し上げているとおり、
「趣味・嗜好」や「主義・主張」と「銭儲け」は別物と割り切っています。
有り難うございました。