当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。
出遅れおじさんです。
台風10号は結構な勢力のまま九州地方を直撃していますが、被害に遭われた方には謹んでお見舞い申し上げます。
先日の記事
で、ご紹介しましたように、目出度く8月20日付けで「初月給」を頂きました。
重ねてのお断りですが、まだ弊社は何の収益も上げていませんので、私の資産の一部が右から左へ移動しただけですが。
と言うことで、給与及び年金所得を得るものとしての社会保険料・税金の増減による手取り所得のプラスマイナス及び法人化によるプラスマイナスをまとめてみました。
【前提条件】
給与自体は本年(月報9万円 ~2024年12月まで)をベースとしていますが、通年(12ヶ月)ベースで試算しています。
私自身はまだギリギリ60代ですので、今回の法人設立によりメデタく(?)、来年の4月まで厚生年金の被保険者の資格を得、法人負担分含めて16.1千円/月の保険料負担が生じましたが、いずれ半年+αでその資格も喪失しますので除外しています。
将来年金として帰ってきますし、「元を取る」まで生きる覚悟です。
【給与分の社会保険料・税金】
健康保険料 +105.4千円(法人負担分含む)
所得税 + 18.9千円
住民税 + 37.7千円
合計 +162.0千円
【年金分の社会保険料・税金】
健康保険料 -242.5千円
介護保険料 + 15.3千円(注1)
所得税 + 11.4千円(注2)
住民税 + 22.7千円(注2)
合計 -193.1千円
差引合計 - 31.1千円
(注1):介護保険料は給与・配当所得の増により、年間所得~300万円級から~400万円級に「昇格」する前提で試算。
(注2):社会保険料の減少による税金の増
「ナーンだ! あれほど大騒ぎして年間サンマンエンの差?」
と仰りたいでしょうが、あくまでも「生活者」としての立場での損得です。
投資収益については以下のように考えています。
言うまでも無く、配当所得が健康保険料に影響しませんので「心置きなく」総合課税を選択する前提です。
【前提条件】
(個人分)
・日本株の配当収入 60万円
・米国株の配当収入 24万円
(REIT分配金約22万円はNISA口座なので除外)
(法人分)
・配当収入合計 150万円
・個人国内株
現状:所得税+住民税 12.2万円(15.315%+5%)
今後: 同 1.4万円(5.105%+10%-配当控除12.8%)
・個人米国株
現状:所得税+住民税 4.9万円(15.315%+5%)
今後: 同 3.6万円(5.105%+10%)
・法人保有株
現状:所得税+住民税 30.5万円(15.315%+5%)
今後: 同 10.3万円(法人税15%+住民税7%+7万円)
<受取配当金の10%を課税対象として試算>
受取配当金の税額は 47.6万円→15.3万円で、▽32.3万円の減税見込みです。
これを多いとみるか、これっぽっちと見るかはご意見のあるところだと思います。
有り難うございました。