出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

またまたエイリスキャピタル<ARCC>から「謎の還付金」を頂きました。

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 過去の記事

deokureojisan.hatenablog.com

 に引き続き、エイリスキャピタル<ARCC>より「謎の還付金」が振り込まれました。

 

 今回還付されたのは、2022年の4月から2023年の1月までに頂いた配当(対象の事業年度で言えば2021年の3/四期から2022年の2/四期)にかかる還付がNISA口座122株分、特定口座678株分で合計8件の還付がありました。

 

 1株あたりの還付金は以下の通りでした。

2022年4月、7月の配当0.42$にかかる還付が0.0368$(米国税の87.6%)

2022年10月の配当0.46$にかかる還付が0.03727$(米国税の81.0%)

2023年1月の配当0.51$にかかる還付が0.03919$(米国税の76.8%)

 

 で、合計0.15006$/株に相当します。

 

 上記の記事でも書きましたが、還付金を「謎の」と呼んでいる理由は、端的に言えば

・米国税務当局とARCCの間でどういう状況であろうと配当から源泉徴収した税を還付する理由はない(ARCCが倒産しても配当金から源泉徴収した税は還付されない)

・ARCCはBDC(ビジネスディベロップカンパニー)なのでREIT同様利益の90%以上を配当することにより法人税を減免されている

 

 よって、還付された費用は「税の還付」なんかではなく、税務当局と調整した結果の最終的な利益の調整金、すなわち「追加の配当金」と理解するのが正しいと思います。

 上記の源泉徴収された米国税の何%が還付されたかなんて無意味以外の何者でもありません。

 

 きっと米国からの伝票(勿論紙じゃないのでしょうが)には「Refund」と書かれているために国内税の徴収を免れていると思われますので、「追加配当」ではなく文字通り日本語訳で「還付金」と思っている方が心の平静が保てそうだからです。

 

 頂いた配当金、もとい還付金はマイルールに則ってBHP株を購入したいのですが、今は高いのでパス。

 (BHPの株価は、ここしばらくは完全なボックス圏でいずれ下がると思うので・・・たかが100$ですが)

Yahoo Finance殿サイトより借用

 

 

【ARCC受取還付金】(NISA口座)

単価✕数量   0.15006$✕122株

手取額    18.31$

 

【ARCC受取還付金】(特定口座)

単価✕数量   0.15006$✕678株

手取額    101.74$

 

分配金合計  120.05$

 

 

有り難うございました。