出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

恥を忍んで大ボケを懺悔・・・NTTの株主優待

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 本日(5月15日)で3月決算企業の主だったところが出そろったという感じで、想定外に好決算、かつ東証のPBR<1銘柄撲滅作戦への対応か2023年3月期に加えて2024年3月期も増配予想のダブル増配銘柄が相次ぎ、日経平均は先週末・本日(29,626円)と連続で年初来高値をつけました。

 

 ホルダーの間で話題に上がったのが、日本電信電話<9432 NTT>で、ダブル増配ではあるものの決算自体は以下の通りで「堅実」と表するしかない状況でした。(単位:億円)

 

       収益  純利  1株配当

22年3月期 121,564 11,810 115円(55+60)

23年3月期 131,361 12,131 120円(60+60)今回

24年3月期 130,600 12,550 125円(62.5+62.5)予想

NTT殿サイトより



 市場の度肝を抜いたのは、本年7月1日付で株式を驚愕の25分割するというニュースです。

 

 IR資料では東証の求める望ましい投資単位の水準(5~50万円)を外れるものの、新NISAをにらんだ・・・と能書きは書かれています。

 確かに若年層中心にネット証券等で単元未満株の取引も活発に行われており、言うことはわからないでもないのですが。

 25分割と言うことは今の1株4,000円が160円に・・・

 

 かってのボロ株(たとえば、株式併合前のみ○ほFG、△本製鉄 etc.)水準ですよね。

 

 一方、もっぱらネットで話題に上がっていたのは、「株主優待」でした。

 

 「株主優待」? ナニ? ソレ!

 

 実は、この 出遅れおじさんはNTTの株主優待については全くノーチェックでした。

 

 新規に株を買うときはその企業の成長性はもとより配当や優待等チェックします。

 ただ、私がNTT株を買ったのはNISA初期から保有していたドコモのTOBの「腹いせ」に近いところはあります。

 過去の記事

deokureojisan.hatenablog.com

 で書きましたように、ドコモの成長はNTTのお役所体質から抜け出すことによって成し遂げられたと思っており、TOBについては全く評価していません。

 ドコモのTOB価格+αでNTTが2単元が買えたので、3%の配当利回り水準はチェックしましたが、多少希薄化はすれどドコモの成長は反映されると信じて購入に至りました。

 

 その後も、IR資料では、過去の記事

deokureojisan.hatenablog.com

 にありましたように、NTTはドコモの利益で潤っているだけじゃねえか! 等と悪態をついてきましたので、ほとんど他のIR資料には目も通していませんでした。

 

 株式取得後2年~3年でdポイント1,500、5~6年で同3,000が頂けるとのこと。

 ネットの議論の中心は「条件に変更なし」と明言されているので、新単元株(約16,000円)でもらえるのか? ということが中心でした。

 

 「アレッ? 今年もらえる?」

 

 と思った瞬間、首筋から後頭部へゾワゾワッと。

 

「ヤベッ!! 貸株に出していた!!!」

 

 そうです、私 出遅れおじさんは保有年限に応じた優待が受けられるのにNTT株を貸株に出していたのです。

 

 慌てて、貸株を解除しましたので、2025年3月期の優待は受けられるでしょう。

 

 こればかりは「優待制度」がなくならないことを祈っています。

 

 ハッズカシ!

 

 

有り難うございました。