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出遅れおじさんです。
日本電信電話(9432 以下NTT)より配当金を頂きました。
今回発表された中間決算の状況、並びに直近の決算状況は以下の通りです。
(単位:億円)
収益 純利益 1株配当
19年3月期 118,798 8,545 90円(42.5+47.5)
20年3月期 118,994 8,553 95円(47.5+47.5)
21年3月期 119,439 9,161 105円(50+55)
22年3月期 121,564 11,810 110円(55+60)
23年中間 62,861 6,966 今回公表
23年3月期 126,000 11,900 120円(60+60) 予想

配当利回りは3.18%です。
同社は2020年1月に1株→2株の株式分割を行っていますので、それ以前の配当は分割後に換算しています。
また、ドコモは2020年末にNTTの完全子会社となりましたが、元々グループ企業ですので、収益・純利益ともドコモを含めた数字です。
これくらい企業の規模が大きくなり、かつ公益セクターですので、収益・純利益ともにほぼGDP成長率並み(或いは少し上まわる)の成長率に留まってしまったといえるかも知れませんが漸増しています。
それにともなって配当も順調に増えていますので、ご同慶の至り・・・
「エッ? 何ですって? テメエの保有銘柄なのに、扱いが冷淡?」
これまで何度もこのブログで取り上げて来ましたが、私はNTTによるドコモの完全子会社化を全く評価していません。
旧ドコモ株主の神経を逆なでする、とかって表記した、NTTのセグメント別の収益と営業利益の最新データ(今回中間決算時点)は以下の図です。

旧ドコモ株主にとって、NTTは一番美味しいドコモ茸を鍋の具にして、他の事業と食べ合わせているとしか思えません。
しかも以前の記事
で、示した図(2021年3月期決算時点)に比べて、ドコモの収益シェアは34.3%→40.3%、営業利益シェアは54.2%→57.1%とそれぞれ上昇しています。
これは、ドコモが「急成長」しているのでは無く、ドコモの成長を食い物にしていると言っても過言では無いのでは無いでしょうか。
「テメエ! なんでそんな会社の株を買った?」
そこが節操の無いオトコのなせる技です。
有り難うございました。