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出遅れおじさんです。
3月分の金融資産の棚卸しです。
3月の米国マーケットのトピックスを一言で言えば、シリコンバレー銀行の破綻を発端とした金融危機の懸念でした。
以前から良からぬ噂の絶えなかったクレディスイスの経営危機も再燃し一気に金融不安の恐れも広まりましたが、シリコンバレー他米国の中規模銀行の破綻は個別の経営責任に帰結し、クレディスイスはUBSとの合併により収束の目処が立ちつつあります。
3月のFOMC後のパウエル議長の会見で強気な緊縮姿勢は示されましたが、債権の先物市場は年内利下げを折り込み、株式市場も安心感が漂いました。
我が国では、岸田ソーリのウクライナ電撃訪問等で、保守派層の支持が回復したかに見え安心感が広まったことと、年度跨ぎで東証が「PBR<1銘柄 撲滅作戦」を始動させたことにより年度末は彼岸底から一気に反転に向かいました。
主だった指標と、並べて表記するのも烏滸がましいですが、私の株式資産(含むREIT,ETF、配当は含まない)の対前年末(=対前月)の実績(配当除く)は以下の通りです。
22年末 2月末 3月末
日経平均 26,094 27,445 28,041(円)
ダウ平均 33,147 32,656 33,274($)
NASDAQ 10,466 11,455 12,221
REIT指数 1894.06 1843.21 1785.77
株式資産 Base △275.3 △339.2(万円)
(対前月△ 64.0万円)
各週ごとの推移はグラフの通りで、「彼岸底」のアノマリーの通り3、4週目は低調でしたが、一気に反転しました。
大まかに言うと、対前月は国内株△53万円、REIT▼15万円、米国株が△26万円という感じでした。
この一ヶ月で為替はほぼ130円そこそこから132円後半まで2.5円ほどドル高になりましたので、米国株はドル高で△25万円の◯、ドル建てでトントンという水準でした。
【資産構成】
3月のリスク性、非リスク性資産の比率の変動要素は以下の通りです。
・リスク性資産変動要因
投資信託の積立(+10万円 従来からの継続)
投信売却(-30万円)
株式購入(約+93万円)
株式評価増減(約+64万円)
投資信託の評価増減(約-1万円)
・非リスク性資産変動要因
投信積立による取崩し(-10万円) 上記に同じ
投信売却(+30万円) 上記に同じ
株式購入による取崩し(約-93万円)
受取配当(+14万円)
企業年金支給による取崩し(-28万円)
非リスク性資産が87万円減少、リスク性資産が136万円増加しましたので、リスク性資産の比率は48.4→49.3%にやや上昇しました。
それぞれの資産毎の騰落は以下の通りです。
(株式の対前月、年初来は配当除く、取得来は配当込み)
比率 対前月 年初来 取得来
・株式 41.1% △1.3%(△ 64万円) △ 7.6% △50.5%
・投資信託 8.2% ▼0.1%(▼ 1万円) △ 0.1% △19.1%
・預金 28.4%
・企業年金 22.3%
2023年3月末時点のリスク性資産(株式+投資信託)の向け先別(株式、債券、不動産及び国内、海外)の比率は下のグラフの通りで、ひふみを売却しETFを購入していますので国内向けは減少しつつあります。
申しわけありませんが、明日に続きます。
有り難うございました。