出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

10月の資産運用報告・・・9月末のナイアガラフォールをほぼリカバー

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出遅れおじさんです。

 

 10月分の金融資産の棚卸しです。

 

 10月のトピックスは、私が常々言ってきましたように米国の市場心理が、何か経済的に悪いニュースがあると、FOMCは利上げ緩和に舵を切るのではという倒錯した心理状態、まさに夏休み辺りから語られてきました、”bad news is good news”に陥ってしまったということに尽きるようで、月末に向けて市場は好転してきました。

 

 しかし、その空気は個別株に関しては全く通用しないようで、10月末に次々と発表されたGAFAMの7~9月期決算が、アップルを除いて市場予想等を下回ったことから、「大手IT産業は成長の限界」と言わんばかりの下落となりました。

 

 国内では、安全保障問題や経済対策よりも旧統一教会と政治の関係に明け暮れるマスコミをよそに、32年ぶりの1ドル150円超えを記録する等円安によって好決算発表が相次ぎ、月末に向けて、上昇基調は続きました。

 (というか、9月末がどん底だっただけ・・・と言えなくもありません)

 

 私の株式資産に関しては、7月、8月と本来「セルインメイ」に反して連続して対前月プラスを維持しました。

 一方9月は見事にナイアガラフォール状態でしたが、10月はその下落分をほぼリカバリーしました。

 

 主だった指標と、並べて表記するのも烏滸がましいですが、私の株式資産(含むREIT,ETF、配当は含まない)の対前年末、及び対前月の実績は以下の通りです。

 

     21年末  9月末 10月末 

日経平均  28,791   25,937 27,587(円)

ダウ平均  36,338   28,725 32,732($)

NASDAQ 15,644   10,575 10,988

REIT指数 2066.33  1945.25 2001.51

 

株式資産 Base  ▼107.0 △144.6(万円)

           (対前月△251.6万円)

 

 各週ごとの推移はグラフの通りで、最終週(1営業日のみですが)は米国株式等息切れ感はありましたが、国内市況は第4週末の米国の好調の流れを受けて上昇しました。

折線:指標推移(対前月 % 左目盛り)、棒グラフ:資産推移(対前月 万円 右目盛り)



 大まかに言うと、対前月は国内株△128万円、REIT▼3万、米国株が△127万円という感じでした。この一ヶ月で為替はほぼ144円後半から148円後半まで4円ほどドル高になりましたので、米国株はドル高で△41万円の◯、ドル建てで△86万円の◯という水準でした。

 

【資産構成】

 10月のリスク性、非リスク性資産の比率の変動要素は以下の通りです。

・リスク性資産変動要因

投資信託の積立(+10万円 従来からの継続)

投資信託売却(-万円)

株式購入(約+22万円)

株式評価増減(約+252万円)

投資信託の評価増減(約-103万円) 

・非リスク性資産変動要因

投信積立による取崩し(-10万円) 上記に同じ

投信売却(-万円)

株式購入による取崩し(約-22万円)

受取配当(+8万円)

企業年金支給による取崩し(-9万円)

 

 非リスク性資産が33万円減少、リスク性資産が181万円増化しましたので、リスク性資産の比率は53.6→54.5%に増加しました。

資産構成



 それぞれの資産毎の騰落は以下の通りです。

(株式の対前月、年初来は配当除く、取得来は配当込み)

 

      比率  対前月             年初来   取得来

・株式   38.6% △5.8%(△252万円)  △ 3.5% △47.31%

投資信託 15.9% ▼5.5%(▼103万円)  ▼ 4.1% △24.5%

・預金   21.5%

企業年金 24.0%

 

 2022年10月末時点のリスク性資産(株式+投資信託)の向け先別(株式、債券、不動産及び国内、海外)の比率は下のグラフの通りです。

リスク性資産 向け先構成



 申しわけありませんが、明日に続きます。

 

有り難うございました。