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出遅れおじさんです。
GWの狹間、5連休の直前を狙って(?)5月2日の取引終了後に、大手商社のトップを切って三井物産<8031>が2023年3月期の決算を発表しました。
「先鋒」と呼ぶに相応しい好決算でした。
米国の中堅銀行破綻の影響を受け、日経平均先物は500円下げとなっていましたが、週末の雇用統計等受けて米国市場の回復を受けて29,000円台に戻しましたので、週明けは・・・
最近、東京エレクトロンデバイス<2760>、信越化学<4063>と連発して、好決算後の暴落でショックを受けているので大人しくしています。
信越化学の場合は、好決算後暴落と言うより、購入価格を未だに上回れない、己が取引の不甲斐なさへのショックの方が大きいですが・・・
「日々の株価の上げ下げには一喜一憂しない」は何処へ行った!
「頭と尻尾はくれてやれ」は忘れたのか?!
日々の心構えも、先人の教えも全く活かされておりません。
過去の実績及び今回公表された決算は以下の通りでした。(単位:億円)
収益 純利 1株配当
20年3月期 84,841 3,915 80円(40+40)
21年3月期 80,102 3,515 85円(40+45)
22年3月期 117,574 9,147 105円(45+60)
23年3月期 143,064 11,306 140円(65+75)今回
24年3月期 - 8,800 150円(75+75)予想
23年3月期配当見込みは、前期決算時120円、今期2/四期決算時130円、同3/四期決算時135円とジリジリと上方修正されてきましたが、最終的には今期3回目の上方修正で140円となりました。
併せてあろう事か(?)、次年度は2割程度減少の保守的な純利見通しながら増配予想を明言しました。
安心してください! ハイ・・・配当性向はまだ25.7%です。
今回公表された中期経営計画2026では、3年後の2026年3月の定量的目標を
・純利9,200億円
・基礎営業キャッシュフロー10,000億円
・ROE12%超
としました。
併せて、この年間配当150円を下限として累進配当を導入、基礎営業キャッシュフローの37%の株主還元方針を掲げました。
週明け以降には私が名付けた「おっとり長男坊」と「きかん気次男坊」の両社の決算が控えていますので、この一年を三つ巴でどう責め合うのか楽しみです。
「なんだ、やっぱり好決算に浮かれている・・・」
はい、懲りないオトコです。
有り難うございました。