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出遅れおじさんです。
マリモ地方創生リート投資法人<3470 以下マリモR>より分配金をいただきました。
マリモRは名前の通り、「地方から日本を強くしていく」をコンセプトとした総合型リートです。
地域別の物件のロケーションは関東地区(東京含む)の物件は20%強に過ぎず、関東・近畿・中部の三大都市圏以外の物件が50%を越えています。
分類としては総合型とカテゴライズされていますが、住居(43.7%)・商業施設(33.5%)併せて四分の三を占めています。
直近の分配実績と今後の見通しは以下の通りです。
21年 6月期 3,572円(426円)
21年12月期 3,924円(320円)
22年 6月期 3,817円(216円)
22年12月期 3,689円(232円)今期
23年 6月期 3,684円(358円)予想
23年12月期 3,517円(411円)予想
( )内は超過分配金(内数)です。
マリモRは冒頭記載しましたように三大都市圏以外の地方物件中心のリートです。
当然都市部の物件に対しては家賃収入の面ではディスアドバンテージがありますので、その差を埋め合わせるべく、キャッシュマネジメントの一環として通常の純利益を原資とした通常分配に加え、減価償却費から次期の投資額を差し引いた部分より超過分配を実施してきました。
投資口価格は、本年1月に増資を実施したことに加え、金利上昇懸念の煽りを受けてやや暴落気味ですので、今回分配金は減少しましたが、分配金利回りは6.11%で東証上場のJREITの中でも最上位グループです。
「高利回りには理由(わけ)がある」
以外の何者でもありません。
本来、以前の記事でも書きましたが、増資のタイミングと言うのは絶好の買い時の筈ですが、米国のみならず我が国に於いても金利上昇の懸念が燻っており、不動産業や不動産投資法人には逆風以外の何者でもありませんので食指は動きません。
手元不如意なだけだろ、と言われればその通りであります。
有り難うございました。