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出遅れおじさんです。
【お知らせ】
しばらくの間、プロフィール画像を「ウクライナ国旗カラー」に変更します。
心は常にウクライナとともにあります。
でも、これを替えると「はてなスター」も変わるんでしたっけ?
皆様が同じようにウクライナカラーの画像にすると、どなたから頂いた☆か判らなくなるのでは?と言う懸念はあります。
ロシア軍によるウクライナ侵攻は、2月28日昼イチくらいのテレビ報道によると、ロシアはウクライナ側からの「無条件」の停戦交渉に応じるとのことです。
こういう紛争地域の状況ですから、虚々実々の情報が入り乱れていますので把握し難いのですが、早々に首都キエフまで攻め込んだロシア軍が一方的に勝利していると言う状況では無いようで、意外にウクライナ軍の反撃に梃子摺っているとも伝えられています。
ロシア軍の補給や兵站が上手く機能していないのではと言う情報もありますし、想定外というと失礼極まり無い言い方ですが、ウクライナ国民やウクライナ軍の士気が高まっているようで、ポーランドへ国境を越えて逃げる人々と逆に、ロシアと闘うためにウクライナに帰国する人もいるとのことです。
当初、停戦交渉の話はロシア側から提起されたようですが、「非武装」「中立」「ゼレンスキー大統領の退任」という、いわば「無条件降伏」が条件でしたので一歩前進と言うことでしょうが、このまますんなり終結に向かうとは思えません。
(ベラルーシのような第三国の参戦や、プーチンの「最後の手段」という懸念が捨てきれないのが頭の痛い所ですが)
と言うのも、単に「強いソ連邦の復活」のような領土拡張欲を指向する侵攻であれば、「次の機会」もあり得るのですが、プーチンの思いが、徐々に足下に迫ってくるNATOの脅威を遠ざけたいという事であれば「次の機会」はありません。
朝鮮半島の方々には大変申し訳ない言い方で恐縮ですが、当事者の皆さん以外は「朝鮮半島の分断国家解消」を実は誰も望んでいないということに通じるのでは無いでしょうか。
「米軍付きの朝鮮半島と隣接する」ことは中国には耐えがたい事態でしょう。
同様に
「核兵器付きの朝鮮半島と隣接する」ことは我々日本人にとって耐えがたい事である。
というのと同じでは無いでしょうか。
しかし、如何なる理由があろうと、プーチンのように隣の独立国家を武力で蹂躙する事が許されていいはずはありません。
武力による現状変更には途轍もない代償を伴うと言うことをプーチンに判らせる必要があります。
対ロの利害関係から足並みがそろわなかったNATO側も漸くSWIFT(国際銀行間通信協会)からロシアを追放することで合意し、我が国もこれに参加することになったようです。
(岸田ソーリにしてはプーチンの個人資産凍結表明等、珍しく決断が早い!)
「SWIFT以外にも決裁手段はあるので効果は無い」
と言う声もありますが、いくら中国の支援があったにせよ早晩ロシア経済は行き詰まって破綻するのは目に見えています。
中国経済自体もいくらGDP比で10分の1の規模とは言えロシア経済を支えられるほどの余力があるとも思えません。
当然この手の経済制裁は「諸刃の剣」で我々の側にも痛みを伴います。しかしこの痛みや不利益に自由主義世界一致団結してともに耐える事でしかプーチンに「侵略の代償」を払わせることは出来ません。
有り難うございました。