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出遅れおじさんです。
2月に入ったので、確定申告の準備に入りました。
長らくサラリーマンをやっておりましたので、昭和の終わりころ歯科治療の費用を医療費還付を受けて以降、丁度学齢期前の子ども3人いると何だかんだで、ほぼ毎年医療費還付を受けてきました。
その程度の申告ですので、手書きの申告所であっても左程苦労もありませんでした。
その後2002年分の申告から申告書作成コーナーが運営を初めたとのことで、確かに随分書類作成が楽になったと記憶しています。
(ちなみに少し遅れて2004年6月からe-Taxが始まったそうです)
申告書作成コーナーも適宜改善されているようで、ここ数年に限定して「随分楽になった」と感じ部分と、旧態依然としてなんとかして欲しい部分を纏めて見ました。
【改善を感じる部分】
・配当所得に関して「住民税は申告不要」という宣言が所得税申告で出来るようになった。
従来、所得税は総合課税、住民税は申告不要という最も納税者に有利な方法を選択する場合は、私の自治体では別途住民税の確定申告が必要でした。
しかもこれは私の自治体では「昔懐かしい」手書き様式です。
家内はこの方式で申告していますので、市役所に住民税の確定申告の書類(+所得税確定申告のコピー)を持参する必要がありましたが、今回から必要なくなりました。
ただ、これは令和5年分申告までで終了のようです。
(本当に岸田ソーリは投資家の敵です)
・医療費控除の申告
エクセルシートの取り込みで済みますので随分楽になりました。
・ふるさと納税の申告
従来一件ごとに、寄付先の所在地(要は役所の住所)の入力が必要でしたが、自治体名を選択するだけで所在地が表示されるようになったこと。
徐々にでは(と言うと失礼なのは承知の上で言いますが)改善されてきています。
【旧態依然 勘弁してくれーレベル】
何と言っても「外国税額控除に関する明細書」に尽きます。
汎用性を考えれば致し方ない所ではありますが、外国税を支払った国名(米国株なら「米国」)、所得の種類(「配当」等)、税種目(「所得税」等)、通貨(「ドル」等)は全角入力、課税標準(配当金額)と所得税額は半角入力と切り替えが必要です。
何と言っても、「米国」なら「米国」をコピーして全件貼り付けようとしても、1ページ当たり3件しか入力できず、すべてを入力しないと次のページへ行けません。
さらに最悪なのは、親切のつもりかも知れませんが、プルダウンで年月日を入れるのって「メンドクサイ」以外の何者でもありません。
配当金受領の一件当たり、4ヶ所に年月日入力が必要なので一件当たり12ヶ所。私は本年27件申請が必要なので324ヶ所プルダウンと格闘しなければなりません。
これはね、
「そう簡単に還付してやんねーよ、還付して欲しいならこれくらい我慢しろ!」
と言われているような気すらします。
有り難うございました。