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出遅れおじさんです。
【内憂】「政治リスク」
【モーサテ日記 プチ】
本日1月27日のモーサテ日記ゲスト 東海東京調査センターの仙石誠氏で、「今日の経済視点」は、ズバリ「政治リスク」でした。
決して近隣諸国の話では無く我が国の問題です。
金融所得課税や自社株買い規制等に関わる岸田ソーリの発言(と言うより存在そのもの?)です。
仙石氏に限らず、以前同番組でニッセイ基礎研究所の井出真吾氏が、いみじくも「岸田ショック1.0(金融所得課税)」、「同2.0(自社株買い規制)」と名付けた岸田ソーリの株式市場に浴びせかける「冷や水」は「政治リスク」以外の何者でもありません。
この岸田政権の行状について、私が尊敬する「おけいどん」様が、ブログ「おけいどんの適温生活と投資日記」で実に的確に表現されていましたので紹介させて頂きます。
そうです、岸田ソーリは背後から投資家に「新 三本の矢」を放とうとしています。
一本目の矢は「金融所得課税の見直し」
二本目の矢は「所得税と住民税の課税方式の一致」
三本目の矢は「自社株買いガイドライン」
何と岸田ソーリはこれには飽き足らず、
【引用開始】
1月19日に、衆議院代表質問にて、岸田首相が進める「人への投資」の施策に関する質問に対して、自民党の梶山弘志幹事長代行が次のような見解を示しました。
「株主利益の人的資本への投入や適正な価格転嫁の実現など、あらゆる政策手段を通じて賃上げを実現させることが必要」
【引用終わり】
と、第4の矢すら放とうとしています。
私も、「給与の上昇」策を否定するものではありません。
しかしそれは、「経済活動の活性化」の結果としての「人材の需給バランス」を反映しての「給与の上昇」であるべきと考えます。
「株主利益から人へ」・・・昔「コンクリートから人へ」という悪夢のような(いや、悪夢そのものでした)政策があったのを思い出しました。
【内憂】以外の何者でもありません。
【外患】「FOMC」
1月の第4週は、先週の資産運用報告でも予測しましたが、FOMCの行方への思惑で振り回された一週間でした。
月曜、火曜と深夜の大暴落に心乱され、翌朝何となく落ち着いてきた(それでも日々下落)のに安堵する、を繰り返し、昨夜は逆に上昇の兆しに心躍らせ目覚めて落胆と言う状況でした。
「火消しおじさん」改め「手のひら返しおじさん」ことパウエル議長の会見の発言が恐ろしくタカ派的であったことに加え、パウエル氏よりハト派と言われたブレイナード理事(次期副議長)の発言が今年の利上げペースが四半期一回(年3~4回)ペースに留まらないとの印象を与えた事が影響しているようです。
ただ、こちらの【外患】はこの波を乗り越えれば、或いは上手く乗れれば、新たな視界が開けそうな気がします。
やはり【内憂】を何とか解消すべきです。
有り難うございました。