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出遅れおじさんです。
リベレステ(8887)より配当金を頂きました。
同社は私 出遅れおじさん保有銘柄では唯一(多分)のJASDAQ銘柄で、次年度の新市場区分ではスタンダード市場を選択したとのことです。
一単元しか保有していない私が株主を代表するかのように言うのもナンですが、同社は埼玉県草加市に本社を構える不動産、総合建設の会社で、「ベルドゥムール」という分譲マンションを展開していますが、殆どが自社施工物件です。
余り有名どころではないのですが、高配当株として「配当 命!」の方の間では知られた会社です。
私がこの会社で元も注目しているのは従業員数が36人(2021年5月期有価証券報告書)しかいないところです。
過去の記事
でご紹介しましたが、不動産事業分野そのものが少数精鋭というか一人当たり利益率の高い業界です。
決してヤバいことで利益を上げている業界・会社ではありません。
この会社(と言うか不動産事業)では良くある事なのですが、超大手の一部を除いてそう毎月毎月というか毎四半期毎に新規物件を竣工販売しているわけではありませんので、期毎に損益が大きく変動することです。
例えば2021年5月期の期毎並びに通期の営業利益は
1/四期 67百万円
2/四期 ▼33百万円(1/四~2/四 34百万円)
3/四期 ▼13百万円(1/四~3/四 21百万円)
4/四期 431百万円(通期 452百万円)
と言う状況です。
(括弧内の累積が通常の四半期報告に記載されている値です)
年毎のバラツキは以下の通りで、徐々にコロナの落ち込みから回復はしつつあります。
売上高 純利益 1株利益(すべて小数点以下切捨て)
2018年5月期 57.8億 8.9億 75.5円
2019年5月期 61.2億 10.9億 92.0円
2020年5月期 44.1億 4.5億 39.9円
2021年5月期 59.7億 4.4億 41.7円
2022年5月期 61.0億 5.8億 52.8円(見込み)
ここ数年来コンスタントに40円(20+20円)配当を継続(2020年5月期のみ25+20=45円)しているので、配当利回りは5.4%です。
幾ら高配当銘柄とは言えこの会社の株価は毎回本来の配当落ちの倍近く下がるので、買いたい方は権利落ち日がおすすめです。
言うまでも有りませんが、「投資は自己責任」でお願いします。
ただ、上記のコロナ禍以降の1株利益を見て頂ければお判りの様に、前期、前々期はほぼ「タコ配」気味で、2022年5月期見込みですら、配当性向76%です。
REIT並の配当性向(こういう表現が正しいかどうかは判りかねますが)を続けているリベレステをどう評価するかについては
「減配許すまじ! 現金たっぷりある事だし」
としか言いようが有りません。
常に同じコメントで締めています。
「投資家とは何と欲深い・・・」
決して皆様のことではありません。
有り難うございました。