出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

6月第1週末の騰落・・・セルインメイとはいわれるが、とりあえずプラス発進

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 常々このブログで申し上げておりますとおり、基本的な私の投資スタンスは、

・長期保有

・配当重視

 ですので、基本的には株価の上げ下げは本来余り気にしないようにはしており、日々の証券口座残高の集計値の推移は一喜一憂しないつもりでは有りますが、しっかりチェックはしています。

 

 6月第1週末の資産状況のご報告です。

 

 今週のというか毎月月開け第1週のトピックスは、週末に発表される米国雇用統計の行方と、日米市場ともにそれを睨んで身動き取れない状況にあるということに尽きると思います。

 この雇用統計というのがくせ者で、結果が良ければ相場は上がる、悪ければ下がるだけで無く、良すぎるのも下げ要因となります。

 特にここしばらくのように、米国内のワクチン接種の進展に伴う経済正常化への期待が高まりすぎて、むしろ緩和縮小に対する疑心暗鬼が燻っている状況では、「良すぎる」以前の「そこそこ良い」くらいでも下げに繋がりかねない状況です。

 今回の発表の結果は「心地よい良さ」だったのでしょう、月開けから膠着していたダウ、NASDAQともにそれなりに上昇しました。

 

 それに比べて、我が国では一部都道府県に出されていた緊急事態宣言と蔓延防止重点措置が6月20日まで延長されることになりました。

 ただ、あまりの世論の風あたりに靡かされたのか、デパートや映画館、博物館等は平日は時短営業となりました。

 

 ただワクチン接種は順調に進んでいるようで、のべ接種回数で15百万回(6月3日集計)、ほぼコンスタントに毎日50万回以上接種できていますので、20日の宣言解除を待つでも無く「潮目」は変わってくると思います。

 

 緊急事態宣言の発出により影響を受けた小売業や飲食業、交通・宿泊業等業界への強力な支援を求めます。

 

 6月第1週末の主だった指標と、いつもながら並べて表記するのも烏滸がましいですが私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の5月末との対比は以下の通りです。

 

     5月末  1週末 

日経平均  28,860   28,941(円)

ダウ平均  34,529   34,759($)

NASDAQ  13,748   13,814

REIT指数   2073.55 2104.77

 

株式資産 Base  △ 47.5(万円)

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折線:指標推移(対前月 % 左目盛)、棒グラフ:騰落(対前月 万円 右目盛)


 

 でこぼこはありますが、各指標とも対前月末プラスでした。東証Jリート指数が好調ですが、ゴールドマンサックスの日本不動産への投資のニュースが効いているのでは無いでしょうか。

 

 私 出遅れおじさんの株式資産の騰落も6月はとりあえずプラス圏でスタートできました。

 内訳は、大まかに言うと米国株資産が10万円の増、日本株REIT資産が40万円弱の増という状況です。

 Jリート中心に全体に価格が上昇しているのに加え、一部の好材料銘柄の上昇・反動が影響しています。

 筆頭は、トヨタ(7203)で、自社株買いや9月末予定の株式分割等を好感しているようです。今週はあわや10,000円に達する様子でした。

 逆に東京エレクトロンデバイス(2760)は、好調な決算発表と大幅増配見通しの公表で6,000円を大きく超えていましたが、6月に入ると利益確定に推されたのか5,000円台半ばまで値を下げました。

 

 私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の月次騰落(対前月末)分布に6月第1週末までを当てはめると、プラス側の一番高い分布の端っこあたりまできました。

 

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月次騰落(対前月 万円) 2018.1~ N=41

 

 相場の上げ下げを気にしないと言っても上がれば嬉しいし、下がれば悲しい、ただ上がり過ぎれば落ち着かないというわがままばかりを言っておりますが、いずれにしても、上がった、下がったと騒いでみても、この○×は「含み益」「含み損」である事には変わり有りません。

 

 

 

有り難うございました。