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出遅れおじさんです。
本日は「劇場版 JAZZ NOT ONLY JAZZ」を鑑賞しました。

この映画は、2024年6月21日、ジャズドラマー石若駿氏がこの日のために結成した、「The Shun Ishiwaka Septet」のライブ映像です。
石若駿氏は北海道出身の若手ドラマーで、小学生の頃日野皓正氏と共演する等、天才の誉高いドラマーです。
同学年(1992年生まれ)のピアニスト江﨑文武(あやたけ)氏は福岡生まれで、同じく天才ピアニストとして名をはせており、お互いに「北海道には石若という凄いドラマーがいる」、「福岡には江﨑という凄いピアニストがいる」と意識し合っていたようです。
そして、東京藝術大学の入学式の日、「アッ、コイツがいる」とお互い指さし合ったとのことです。
(この件はテレ朝のEIGHT JAM<旧関ジャム>で、江﨑氏が紹介・・・多少うろ覚えですが)
ちなみにKing Gnuの常田大希氏も同学年です。
凄い才能の宝庫ですね。
藝大に入ると言うだけで凄い才能なのでしょうが。
さすがに、ミュージカルスターの井上芳雄氏が
「ボクは、難関東京藝術大学の・・・」
と、ネタにするくらいですから。
石若氏は以前の記事
で、ご紹介した「Blue Giant」のドラムを担当していました。
演奏そのものは、「この日のため」とはいいつつ、ステージ上の紹介から察するにそれぞれ古くから関わりのあるメンバーのようで、多彩なゲストとヒップホップまで含めた幅広いジャンルですが、息の合ったノリの良さが抜群でぐっと引き込まれました。
6名のゲストの一人がOriginal Loveの田島貴男氏なので、「接吻」を聞きたいな、と思ったら全員揃ってのアンコールが「接吻」でした。
イントロ部分の最後にブラス隊(と言っても2名ですが)が「接吻」のサビのメロディーを奏でるとNHKホールは大盛り上がりでした。
多彩なゲストのなかでも、最後に登場した個人的に大注目の上原ひろみ氏のスピード感あふれた乗りの良いプレイは圧巻でした。
上原氏は上記の「Blue Giant」の音楽監督で作曲・ピアノ担当でもあります。
実は永年、上原氏のファンではありますが、しゃべっているところを観たのは4月くらいに放送されたEIGHT JAMがはじめてでしたが、こんなに明るく楽しく話す人だと初めて知りました。(音楽関連の情報源は全てEIGHT JAMです)
無性に、初期のアルバム「アナザー・マインド」を聞きたくなりましたが、このCDは大音量で聞かないと・・・
有り難うございました。