出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

【二題話】衆院選:わたし的には最良の結果(こっそり数字修正)、モーサテ日記プチ:木野内さん よく言った!

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

衆院選総括】

 

【ほどよい負け具合】

 ご存じの通り、与党計215議席(自民党非公認・離党除く)、で衆議院過半数234議席まで19 29 議席。(ボケが始まったか?)

 高市早苗氏には申し訳ないのですが、高市氏の悲痛な願いを逆なでするように以下リプライさせて頂いていたので、見込んだとおりになりました。

 

X画面より



 西村、萩生田氏など非公認の当選者、並びに二階氏は腸の煮えくりかえる思いでしょうが、離党した世耕氏を復党させ国民民主党と連立すれば過半数をやや超えるところまで来ます。

 離党・非公認組を復党させれば、石破おろしに弾みが付きますが、背に腹は代えられないでしょう。

 また、国民民主は出来るだけ高く吹っかけ(政策を呑ませ)られれば、経済の先行きも明るいのではと思います。

 

 私の予測に反して日経平均は本日大上げしていますが、その辺りを見越してのことでは無いかと思います。

 (お詫びは無いんかい!!)

 

【石破ソーリはもう少し敗因を考えよ!】

 石破ソーリ自身もいまだに敗因について「政治と金」を上げています。

 

 マスコミと野党が「政治と金」しか言わないから、無党派層やマスコミを盲信する方々も、「裏金議員怪しからん」という論調に流されます。

 (流石に不記載の旧清和会議員に「裏金」スタンプを付けた選挙報道は度が過ぎていると思います)

 

 しかも「政治資金の不記載」を「裏金」と批判されるのが、旧清和会メンバーに限られることに、現自民党執行部、マスコミ、野党のどす黒い以上の腹黒さを感じざるを得ません。

 

 旧宏池会(岸田派)の不記載議員は?

 石破ソーリご自身は?

 立憲民主党の議員は?(多額の人はいないようです)

 れいわ新撰組の議員は?(この方は相当多額です)

 

 なおかつ、旧清和会憎しのあまり、検察の捜査まで終了、党内処分が済んだ不記載問題を「一事不再理」の原則を無視し、二重懲罰を与えたこと。

 萩生田氏に至っては政倫審出席等だまし討ちのようなカタチで非公認扱いしたことなど、これまでの「背中から打つ」以上の姿勢が目に余ることが、上記のマスコミに踊らされた無党派層だけでは無く、コアな自民党支持者からも「ノー」を突きつけられたことをいい加減理解して欲しいと思います。

 

<追記>

 何故マスコミが「政治と金」に執着するかについては、10月25日放送の文化放送「おはよう寺ちゃん」のゲストの郵便学者の内藤陽介氏が絶妙な理由付けを話されていました。

 「なんの勉強もしなくても批判できる」

 外交、防衛、経済・・・それなりの知識が無くては逆に突っ込まれて終わりでしょう。

 

【モーサテ日記プチ】木野内さんよく言った!

 

【おことわり】

 「モーサテ日記」は以前モーサテのキャスターをされていた佐々木明子さんの日経マネー誌の連載タイトルです。佐々木明子さんがWBSに異動されて連載タイトルが変わりましたので勝手にパクっています。

 

 本日のモーサテ「プロの眼」のゲストは大和証券の木野内栄治氏でテーマは「産業誘致競争に勝ち抜く経済政策」でした。

 木野内氏の論調(中国経済の評論は非常に的確)にはこれまであまり賛同できたことは無かったのですが、今日はその思いを見事に打ち砕かれました。

 

 木野内氏は冒頭、産業誘致に勝ち抜く手法について、番組スタッフ(池谷享、矢内雄一郎両氏)にむかって、いきなり「耳が痛い話かも知れませんが『円安』」と説明。

 両キャスターが思わずポカーンとした表情でしたので、思わずコーヒーを吹き出すところでした。

 為替と国内工場立地面積増加(対3年前比)には明確な関連性があり、今漸くプラスに転じているところと下のグラフを示しました。

モーサテ画面より



 番組キャスターもすかさず「円安で庶民が困窮」と反論しましたが、エネルギー価格等補助金交付で対応すれば良いとのことでした。

 

 いま、物価高で苦しいが、何れ国内生産・輸出が増え、何れ買為替も均衡・・という道筋をきちんと示して議論することが大切と主張しました。

 なんとなくアベノミクスの初心に戻れ・・・と受け止めました。

 

 最後には「本日の経済視点」のコーナーでは、投票の出口調査でもこれまで自民党を支持してきた20~30代のアベノミクスの恩恵を受けてきた層が反自民、投票棄権に流れている。

 こういう世代に受け入れられる政策パッケージを訴えて欲しい、とのことでした。

 

 ヤダッ! 木野内さん! ファンになってしまいそう

 

有り難うございました。