出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

永年愛用してきた傘とお別れします

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 先週のある雨の日、降るか降らないか微妙な空模様のなか、歩数を稼ぎたい為に傘をお守りに散歩に出かけましたが、お守りの甲斐無く帰路にぽちぽち落ち始めたので、傘を差したら・・・

 

 骨の先の縫い目が切れ(帰宅後見てみたら布地も裂けていました)、本来骨の先っぽの露先の木製のパーツ (写真右下) が紛失していました。

 

 

無残にも

 

 この写真の右下の露先を見て頂ければおわかりの通り「超」年季が入っています。

 

 購入したのは昭和の終わり、私が東京の本社に転勤してしばらくしてからですので、36~37年になります。

 丸の内、大手町界隈で差しても恥ずかしくない(見栄っ張りの極みと言われればそれまでですが)、初めて買った高級傘です。

 当時の金額で1万円台半ばでした。

 

 「高い傘は無くさない」は「安物買いの銭失い」を戒める例えとして使われますが、本当に長く愛用してきました。

 

 10年以上たった頃だったでしょうか、他界した家内から石突きやハンドルの木製パーツの塗りが剥げてみっともないので「買い替えたら」と言われていたのですが、中々これに変わる気に入った傘は見つからず、塗りの剥げむらになったところは、サンドペーパーで綺麗に剥がし、ギター用のオレンジオイルを塗ってごまかしていました。

 

 その後も、バーバリーの取扱店で調べて頂きましたが、既にパーツの入手も出来ない状態でした。

 今はこんな手の込んだ傘は無いですよ・・・と逆に言われました。

 

 

 一方、家内も実力行使にでて、身内の高額な香典返しのカタログギフトから私も納得できる良い傘を発見し、私へのプレゼントとして発注してくれました。

 それが写真の丸安洋傘店の甲州織り傘です。

中々良い傘です

 

 傘は、日本か英国か・・・雨の多い国に限る、と改めて感じました。

 ただ、フォックスの傘は畳んだ状態では細くて格好良いのですが、差すとイマイチという感じは否めませんが。

 

 以前の傘は、生地も黒ずんで、風に煽られ骨も多少ゆがんでいましたので、お出かけ用と、自宅近隣お買いもの用(勿論ジャンプ傘ではないのでクルマの乗り降りには不便ですが)に使い分けをしてきました。

 

 今週後半の不燃ゴミ回収日に併せて処分したいと思います。

 

 

有り難うございました。