出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

家内から子どもたちへの相続手続きを開始しました

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 家内の遺産の相続手続きを始めました。

 

 家内との生前の対話の中で、「実家から引き継いだ資産(それが個人資産のすべてです)は子どもたち三人に引き継がせたい」という意向を聞いていたので、その意思を尊重すべく、手続きを開始しました。

 

コレが結構面倒で・・・

四つ葉法律事務所殿サイトより借用
どうでも良いですが、相続のイラストでは夫が先に他界する
と言うのがデフォルトのようです



 と言っても、証券会社複数社で保有している株式で、ギリギリ相続税が発生するほどの資産規模でもありませんので、税理士さん等の手を煩わせる必要も無く、各社に連絡、手続き書類を取り寄せつつあります。

 

 相続手続きのため必要なのは、各証券会社毎に

被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本

・(遺産分割協議書を作る予定はないので)相続人全員の実印を押した相続手続依頼書

 (これはN村証券の場合ですが、各社共通と思います)

 

 で、コレが複数社ありますので、証券会社の数だけ戸籍謄本を取り寄せるのは馬鹿馬鹿しいですし、一社に送って戸籍謄本が戻ってきてから次の会社に送るのはさらに馬鹿馬鹿しいので、戸籍に関しては法務局で「法定相続情報証明制度」が利用出来るそうなので利用することとしました。

houmukyoku.moj.go.jp

 これは出生から一連の謄本を付して法定相続人の系統一覧表を作って公的に承認を貰うという制度のようです。

 多分来週末には、謄本がすべてそろうと思いますので、法務局に久しぶりに出向いてみたいと思います。

 

 ただ、それ以上に面倒なのは子どもたちへの対応です。

 

 我が家の不肖の子どもたちは、長女だけは株式投資をしているので悩むことはありませんが、下の二人は「株? ナニ、それ? 怖い!」と言いそうな子達ですので、証券口座の開設から指導する必要がありますし、「一般口座」、「特定口座」(NISAまで到底たどり着けそうにありません)の区別も懇切丁寧に説明する必要があります。

 

 家内が相続した銘柄のリストは受け継いだ直後に見せて貰っていたのですが、実家の商売関連でつながりの深い中堅商社や元売り、はたまた財閥系銀行や不動産会社、重工メーカー等、貯金の代わりに貯株(id:Marskoin様の表現を借ります)していたものの一部のようで、当時の簿価で配当利回り2%強でした。

 

「お義父さん! なかなか良いセンス!」

と思いましたが、草場の陰から

「テメエ如きに言われる筋合いは無いワイ」

と言われそうです。

 

 そして、幸か不幸か、家内が実家より引き継いでいた株式は年季が入っており、「一般口座」が中心ですので、子どもたちには、気軽に売却すると確定申告等とても面倒なことになる・・・という脅しのネタにはなると思います。

 

有り難うございました。