出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

イオン<8267>の株主優待制度改定(選択肢が増えただけ)の明暗

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 イオン<8267>から株主優待の、お買いもの金額に応じた3%キャッシュバックの引換証が届きました。

イオン株主カードと優待引換証



 これまでも何度かご紹介しましたが、家計勘定で老後の資産形成を目指しての株式投資を始めるさらにその前からお小遣いで運用していた時代からの保有銘柄で、私の現保有の中では最古参の一つです。

 購入は2011年10月で、取得簿価は1,025円でしたので、決算公表日(4月10日)後のナゾの暴落(▼6.4%)をもってしても評価額3,262円ですので、立派なトリプルバガーで、「継続は力なり」を体現しています。

 

 本年度配当で配当利回りは1.1%ですが、本銘柄の胆は半年間の当該店舗利用額の3%がキャッシュバックされることで、写真のとおり今回は3,371円で、年間利回り換算2%です。

 

 かっては我が家でも夫婦+子供3人食べ盛りで暮らしていた頃は、半期で1.2万円(年間買い物額40万円/半期)でしたが、独居老人となってからはジリジリと利用額は減少して来ています。

 データが残っている2014年以降のキャッシュバック額累計は16.2万円ですので、購入額を遙かに上回っています。

 

 

 今回から(詳細には調べ切れていません AEONのサイトを見ると2023年10月から可能であったようには見えますが)、iAEONアプリとオーナーズカードとの連携が出来るようになったとのことですが、賛否いろいろあるようです。

 

○メリット

 waonポイントでキャッシュバックの受取が出来るようになった。

 詳しくは調べていませんが、店舗に出向いてジャラジャラと小銭を受け取らなくても良くなったということでしょう。

 

 株主・資本家という立場から見ると、キャッシュバック分がきちんとイオングループ内で消費されるメリットは大。

 

●デメリット

 家族利用が出来なくなった。

 従来ですと、株主本人以外にも家族カード(1枚)が交付されて夫婦で利用できました。

 父ちゃん株主、母ちゃん買い物という昭和的ジェンダーが消散したといわれればそれまでですが。

 

 メリットの裏返しですが、waon以外での受取が出来なくなりますので、キャッシュバック分が他の用途に使えなくなった。

 私のように、家計管理で堂々と「簿外」という勘定科目がある場合は不都合です。

deokureojisan.hatenablog.com

 

 幸か不幸か、私が最も多用しているマックスバリュ関東ではiAEONアプリが使えませんので、特段悩むことはありません。

 

有り難うございました。