出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

「Bad news is bad news」やっと当たり前になったけど・・・グダグダのボヤキです

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 12月15日(米国時間)に発表された11月の小売売上高は予想を遙かに下回る低調ぶりでした。

www.bloomberg.co.jp

 11月の小売売上高は、対前月比-0.6%と市場予想-0.2%を大きく下回り、前年12月(対前月-2%以上)以来11ヶ月ぶりの下落です。

 勿論これには物価上昇は加味されていないようなので、実質的には更に低調であったと言うことでしょう。

 年末商戦の長期化等々色々分析はあるようですが、金利上昇が一番消費マインドに効いているのではと思います。

 

 これを厭気して15日のニューヨーク市場は各指標とも大幅に下落(ダウ-2.25%、NASDAQ-3.23%、S&P500-2.49%)、コレを引き継いで、東京市場日経平均は-524円(-1.87%)下げました。

Yahoo Finance殿サイトより借用



 これまで米国市場では、「Bad news is good news」と言われ、、何か悪い指標が出るたびに、毎回0.75%という強力な利上げを続けるFRBが利上げペースを緩めるのではという「淡い期待」が蔓延、株価が上昇するという倒錯した状況が続いてきました。

 

 漸く今回、「Bad」は「Bad!」という当たり前のマインド(それ程のものかというツッコミは置いておいて)となりました。

 

 今朝(12月16日)のモーサテのコメンテーターのどなたかが仰っていましたが、金融政策では無く景況感が市場を支配するという当たり前の状況になったということでしょう。

 (欧州の引き締め観測が悪影響を及ぼしているとの見方もありますが)

 

 で、こういう悪環境では絶好の買い時・・・

 とは成りません。

 

 常々言ってきました、

マーフィー的投資の第一法則 「絶好の下落局面でも買いたい株は下がらず、買ってはいけない株は絶好の価格」

 そのものです。

 

 バークシャーハサウエイ(BRK-B)は300$をなかなか割りません。

 逆に、アップル(AAPL)136.50$、アマゾン(AMZN)88.45$、グーグル(GOOGL)90.86$・・・

 もうヒト下がりしないと、絶好の価格と言うレベルでもありませんし、第一にこの3社は、これまでほどの「イケイケ感」は感じられません。

 

 結局チマチマとiSハイイールド債ETF(HYG)とGX優先証券(2866)の積立を継続するしか無いようです。

 

有り難うございました。