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出遅れおじさんです。
常々このブログで申し上げておりますとおり、基本的な私の投資スタンスは、
・長期保有
・配当重視
ですので、基本的には株価の上げ下げは本来余り気にしないようにはしており、日々の証券口座残高の集計値の推移は一喜一憂しないつもりでは有りますが、しっかりチェックはしています。
1月第1週末の資産状況のご報告です。
第1週の米国市場のトピックスは、1月5日に12月中旬に開催されたFOMC(連邦公開市場委員会)の議事要旨が公開され、同委員会での議論が市場の想定以上にタカ派的色彩が強く、緩和の縮小、利上げに続く第三の引き締め策である、バランスシートの縮小(時期は明確にはされていませんが)にまで議論が及んでいたことが明らかになったことです。
オミクロン株の感染急拡大に対する懸念はあったものの、比較的重症化の割合や致死率が想定以下であったことや経口治療薬の緊急承認等が追い風となり、ダウ30平均、S&P500指数は年末年始を挟んで最高値更新を連発していましたが、上記の緊縮懸念により市況は週末に向け一気に下落に転じました。
特に10年債金利が上昇したことを受け、NASDAQ市場は急降下しました。
国内でも、急速に陽性者が増加し、中でも顕著な沖縄、山口、広島の3県に「まん防」が発令されるに至りました。
これも重なり、我が国市場も米国の市況を反映した正月相場は一気に冷や水を浴びせたかのように下落に転じました。
1月第1週末までの主だった指標と、いつもながら並べて表記するのも烏滸がましいのですが私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の12月末との対比は以下の通りです。
12月末 1週末
日経平均 28,791 28,478(円)
ダウ平均 36,338 36,231($)
NASDAQ 15,664 14,935
REIT指数 2066.33 2023.64
株式資産 Base △ 6.6(万円)
私 出遅れおじさんの1月に入ってからの株式資産は、各指数がマイナス圏にあるなか辛うじて水面から首だけ、或いは髪の毛の先だけ出た状態でした。
対前月末の差異の内訳は、大まかに言うと米国株資産がほぼ▼23万円の✕、日本株REIT資産が△30万円の◯と言う状況です。
先月末に比べドル円相場はほぼ115円から115円半ばまで0.5円ほどドル高となりましたので、為替差で△7万円、ドル建てで▼30万円の✕という状況です。
全指数沈む中、なんで私の保有株式が対前月プラスなのか気になって調べてみたところ、トヨタ△10万円、商社株(商事△6万円、物産△3万円)、金融損保(SMBC、みずほ、あおぞら、MA&AD各△2万円)が寄与していました。
私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の月次騰落(対前月末)分布に1月第1週末までを当てはめると、プラスマイナスギリギリの「触れなば落ちん」という状況です。
ワクチン効果(と私は信じていますが)によりさらに上昇の風に乗れるのか、コロナショックからの一日も早い回復を切望するところですが、新政権の財政政策には今ひとつ期待が持てないのが悲しいところです。
相場の上げ下げを気にしないと言っても上がれば嬉しいし、下がれば悲しい、ただ上がり過ぎれば落ち着かないというわがままばかりを言っておりますが、いずれにしても、上がった、下がったと騒いでみても、この◯☓は「含み益」「含み損」である事には変わり有りません。
有り難うございました。