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出遅れおじさんです。
恥ずかしながら、楽天証券の制度変更に気づかずに譲渡益税の不足分を「勝手に」米ドル預かり金を日本円に両替されてしまいましたので、ご紹介します。
一昨日の記事
で、ご紹介しましたように先週末にエイリスキャピタル(ARCC)を465口売却しました。
記事中にありましたように、従来ですと、
「オイッ !
テメエ、米国株で儲かったナ !
上納金をお上に貢ぐんで、翌営業日までに日本円で△円、耳を揃えて入金しろ!」
と、実際には丁重な文面でお知らせが来ていました。
これまでの楽天銀行との「自動スイープ」のルールでは、スイープの対象取引は株式等の売買に限られていて、売却代金受取を外貨に設定しておくと、日本円で徴収される米国株の譲渡益税はハンドで入金する必要がありました。
自慢する話でも無いですが、エクセルシートを捲って(?)見たところ、2019年11月にアマゾン(AMZN)株を一部売却し、アルファベット(GOOGL)に乗り換えた時点以来、米国株の売買で税金を取られたことがありません。(それはそれで寂しい限りです)
ところが、2021年6月に「米ドル為替自動決済サービス」と言う名の、迷惑この上ないサービスが設けられました。
要は、総合取引約款が改訂され、「外貨決済時の譲渡益税徴収方法の変更について」
(約款改定内容はこちら)
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/pdf/info20210512-01-02.pdf
に記載されているように、米国株の譲渡益について、
「日本円の預かり金で不足する分は米ドルを勝手に両替して徴税するね!」
と言うことです。
「サービス」とはいうものの、「取りっぱぐれを極力減らしたい!」と言う思いは見え見えです。
勿論その前段階として、約定したタイミングで概算税額が楽天銀行から「自動スイープ」され、翌朝為替差含めて税額が確定した段階で不足が出た金額について、「勝手に両替」されるようです。
私の今回の決済では、
楽天証券預かり金 2,166円
約定段階で、概算73,344円が楽天銀行より自動スイープ
精算後徴税額 76,722円
不足分 -1,212円
この結果、米ドル預かり金より10.52$ 為替取引して充当。
と言うことになったようです。
10$やそこらで大騒ぎするのも如何かと思いますが、QYLDやXYLDの分配金再投資を毎月やっていると、20~30$の口座の残高から10$引かれるのは「痛い」ですけどね。
勿論、10$を日本円から戻そうと言う気はサラサラありません。
何と言っても、片道25銭/$の為替手数料負担は
「1万円の無駄遣いはしても、1円の利息と100円の手数料は譲れない!」
という私の生活信条に大きく反するものです。
教訓:取引約款の改定には常に眼を光らせよ !
そして、これを回避するために、楽天証券では米国株取引で利益が出そうな時は事前に税額相当+αを入金しておく必要がありそうです。
皆様もお気をつけて!
有り難うございました。