出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

岸田総理殿! 早々に退陣して下さい・・・あなたにこの国の経済を任せることは出来ません

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 2日も続けて岸田総理を批判するのは心苦しい限りです。

 これまでの「グダグダ」についても、言いたい放題言ってきました。

 

 しかし、今日ははっきりと言いたい!

 

「岸田総理の早期退陣を求めます。」

 

 昨日の午後の寄りつきに、東証株価が急落しました。

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12月14日 日経平均 (楽天マーケットスピード画面より)


 

 12月14日午前中(ほぼ昼休み前です)衆議院予算委員会立憲民主党落合貴之氏との質疑の中で、岸田総理が自社株買い規制に言及したとのニュースが伝わったからです。

 

 同日夕方ブルーンバーグが以下の記事を配信しました。

 (総理発言のテキスト起こし有り)

www.bloomberg.co.jp

【発言文】(ブルーンバーグ殿の記事より引用)

 「自社株買いについてはそれぞれの企業判断に基づいて状況に応じて判断していく問題ではありますが、私自身、多様なステークホルダーを重視して持続可能な新しい資本主義を実現していくということから考えました時に、ご指摘の点は大変重要なポイントでもあると認識を致します」

 「企業のさまざまな事情や判断がありますので、画一的に規制するということは少し慎重に考えなければいけないのではないか。個々の企業の事情などにも配慮したある程度の対応、例えばガイドラインとか、そういったことは考えられないだろうかということは思います」

【引用終わり】

 

 記事の中で、伊藤忠総研の武田淳チーフエコノミストのコメントが紹介されており、「金融所得課税と同じで、株式市場への影響を考えていないと見られる発言」で「前向きに検討するととらえられるような発言は軽率だ。」と批判しました。

 

 併せて昨日の記事の終わりで、「マスコミが妙に岸田政権に好意的なのでは?」といううがった見方をしましたが、どの番組のどのコメンテータかは記憶にありませんでしたが、

「岸田総理は言われたことはまず一旦受け止めて、検討するという姿勢を示す。」

 と、やや好意的な受け止めで、「本意ではない」と言うニュアンスのコメントしていました。

 

 不詳、私 出遅れおじさんはマスコミの報道を信用しない、をモットーとしておりますので、一夜明けた今朝、原典・国会中継の質疑を見ました。

 

www.shugiintv.go.jp

 

 落合貴之議員の質疑は2時間47分以降で、冒頭はワクチンのブースター接種についてです。

 2時間59分過ぎから経済政策で、岸田総理が掲げた「新らしい資本主義」について、とくに「脱株主資本主義」的な部分についての質疑で、要点は「四半期決算開示義務の見直し」と「自社株買い規制」の二つがテーマでした。

 

 動画の3時間3分あたりからが肝心な「自社株買い規制」についてです。 やりとりを聞いて、呆れかえりました。

 

 岸田総理は、軽率に「前向きと取られかねない発言」をしたわけでも、「受け止めて,検討姿勢を示す」ことで相手を気遣ったわけではありません。

 自社株買い規制については、「確信を持って一律の導入は慎重に考えざるを得ないがガイドラインのようなものを考えられないか」、と発言しています。

 

 実は、落合議員の質問に最初に答えたのは、財務大臣兼金融担当大臣の鈴木俊一氏で、「個々の企業の判断すること」と突っぱねたのに続いて、岸田総理がまるでそれを打ち消すような発言を行ったのです。

 

 冗談ではありません!

 税引き後の利益をどう配分するかは、株主と経営の間の問題です。

 社員への分配は、労働市場の環境を踏まえ経営者がどうすべきか判断する問題であって、人的資源への経営資源の投入が企業の成長力の根源である事を理解した企業のみが生き残れるのです。

 国家がそこまで企業経営に介入すべきではありません。

 

 岸田総理殿!

 

 あなたにこれ以上この国の経済運営を任せる事は出来ません。

 早期に退陣を求めます。

 

有り難うございました。