出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

7月第3週末の騰落・・・インフレ懸念は懸念で終わるか

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 常々このブログで申し上げておりますとおり、基本的な私の投資スタンスは、

・長期保有

・配当重視

 ですので、基本的には株価の上げ下げは本来余り気にしないようにはしており、日々の証券口座残高の集計値の推移は一喜一憂しないつもりでは有りますが、しっかりチェックはしています。

 

 7月第3週末の資産状況のご報告です。

 

 第3週のトピックスは、米国消費者物価指数(CPI)のニュースに尽きるでしょう。

 いくら前年6月がコロナでゼイゼイ言っていたところであったとは言え、対前年同期比5.4%、エネルギーと生鮮食品を除いたコアCPI(日本のコアコアCPIに相当)は同4.5%で、それぞれ予想の5.0%、3.8%を大きく上まわりました。

 

 パウエル議長はFOMC後の会見で

・景気回復完了までの支援の継続

・インフレ率は急上昇しているがその後緩やかに

・利上げがあってもその後の政策は緩和的

 

 等々、火消しに躍起になっている印象で、逆に疑心暗鬼を呼び起こし市況は低調に終わりました。

 

 米国の元気が無ければ日本も・・・と言うわけでもないでしょうが、国内株式も水曜日以降3日連日の下げとなりました。

 東証Jリート指数は比較的堅調でしたが、今までが出遅れていただけです。

 

 緊急事態宣言により「因果関係はよくわからないものの」飲食店への一段の締め付けが行われるようで、発出により影響を受けた小売業や飲食業、交通・宿泊業等業界への強力な支援を求めます。

 

 7月第3週末までの主だった指標と、いつもながら並べて表記するのも烏滸がましいですが私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の6月末との対比は以下の通りです。

 

     6月末  1週末  2週末 3週末

日経平均  28,791  28,783  27,940 28,003(円)

ダウ平均  34,502  34,786  34,870 34,687($)

NASDAQ  14,503  14,639 14,701 14,427

REIT指数 2150.73 2162.16 2174.61 2177.76

 

株式資産 Base  △39.0  △22.4 △34.2(万円)

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折線:指標推移(対前月 % 左目盛り)、棒グラフ:資産(対前月 万円 右目盛り)


 

 私 出遅れおじさんの株式資産は6月末に比べ、一旦は上昇の気配でしたが、第2週、第3週と、週半ばには上げて週末にはしぼむを繰り返し、今週も先月末に対してギリギリ水面首だし状態となりました。

 

 対前月末の差異の内訳は、大まかに言うと米国株資産が9万円強増、日本株REIT資産が25万円程度の増という状況です。

 先月末に比べドル円相場は0.5円ほど円高になっていますので、米国株式資産は6万円円高で☓,ドル建てでは15万円上昇という感じでしょうか。

 

 日本株REITの峻別は出来ておりませんが、指標から見て、日本株は大きく☓、REITは◯という状況は先週と変わりないと思います。

 

 私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の月次騰落(対前月末)分布に7月第3週末までを当てはめると、プラス側のギリギリの位置に踏みとどまっています。

 

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月次騰落(対前月 万円) 2018.1~ N=42

 ワクチン効果(と私は信じていますが)によりさらに上昇の風に乗れるのか、コロナショックからの一日も早い回復を切望するところです。

 

 相場の上げ下げを気にしないと言っても上がれば嬉しいし、下がれば悲しい、ただ上がり過ぎれば落ち着かないというわがままばかりを言っておりますが、いずれにしても、上がった、下がったと騒いでみても、この○×は「含み益」「含み損」である事には変わり有りません。

 

有り難うございました。