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出遅れおじさんです。
MS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725 以下MS&AD)より配当金を頂きました。
ここ一ヶ月くらいは様々な会社から総会招集通知や配当金支払い通知の封書が山のように届いております。
郵便物を仕分けしていた家内が
「MS&AD ってナンの会社? インシュアランスって保険だっけ?」
「ミツイ、スミトモ、アイオイ、ドーワ」
「みんな一緒になったの? 保険連合?」
と説明した私も同社の社名には釈然としないところがあります。
MSについては、同じ財閥グループであるはずの、三井住友フィナンシャルはSMBC、三井住友トラストもSMTH。
これは三井と住友の統合に当たってどっちの名前が先にするかということで、日本語は三井が先、英語はSumitomoが先というある種の妥協の産物と思われます。同様に三越伊勢丹ホールディングスの英語名はIsetan Mitsukoshiです。
これは合併会社に勤めていれば肌感覚でわかります。
でも、なんで「保険」は三井住友がMSなのか? ウィキペディア等見る限り、「保険」だけが例外のようで、三井海上火災が住友海上火災を「吸収」合併(対等合併では無い模様)した結果グループ中核の三井住友海上火災保険は英語名はMitsui Sumitomoを名乗っているようです。
しかしもっと釈然としないのは、ADです。
ADとは単純に言えば先程のようにアイオイドーワなのでしょうが、MSの合併相手は「あいおいニッセイ同和」では無かったのでしょうか?
「ニッセイ」はどこへ行ったの?
とTOTOのお風呂のCMの寺田心君のように聞いてみたくなります。
三菱東京UFJからいつの間にか「東京」(最初は頭についていたのに・・・)が消えて、三菱UFJとなったのと同様の外部からはうかがい知れない事情があるのでしょうか。
本題に戻って、同社の2021年3月期の決算は対前年「減収、増益」で、特別損失等折り込んで純利益はギリギリ増益という状況です。
配当に関しては、今期、来期と連続で増配も予定しており、以前の記事
でご紹介しましたように、ナンの権威もありませんが、配当格付けでは「松」にランクインしました。(増配のペースは鈍っていますが)
直近と今後の配当見通しは以下の通りです。
2018年3月期 130円(65+65)
2019年3月期 140円(70+70)
2020年3月期 150円(75+75)
2021年3月期 155円(75+80)今期
2022年3月期 160円(80+80)見通し
配当利回りは4.8%です。
家内からも言われましたが、
「損保って大災害があったら危なくない?」
確かに、東日本大震災や富士山噴火等のリスクはありますが、これは損保業界に限らずどんな会社の株式を持っていても損失を被るリスクはあります。
被災された方には申し訳ない言い方なのですが、同社の株価は、2019年秋の15号、19号の連続被害時でも大きくは下がらなかったというのが保有継続の理由でもあります。
有り難うございました。