当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。
出遅れおじさんです。
もう5日も前の古新聞を蒸し返して恐縮ですが、5月7日競泳の池江璃花子選手がツイッターで、東京オリンピックに反対の声をあげろ、オリンピック出場を辞退しろという書き込みがあったと言うことを公表しました。しかもダイレクトメッセージもあったとのことです。
苦渋の表明だったのでしょう、なんと彼女は5ツイートも費やして長文で胸の内を明かしました。
何故、世の中にはこんな心ないヤツ(「方」とも「人」とも呼びたく有りません)がいるのでしょう。
私自身の立場を初めに表明しておきますが、私は東京オリンピックは何が何でも開催されるべきと考えています。
その私でも、東京オリンピックに反対する、反対の声を揚げることは発言・主張の自由であると思っていますし、反対する権利があるとも考えています。
でも、オリンピック出場に命を賭けている当事者の選手にそれを言うとはどういう了見だと問いたい。
ましてや、白血病を乗り越えて奇跡的にオリンピック出場資格を得た池江璃花子選手に「反対しろ」「辞退しろ」とよく言えたものだと思います。
5月10日に東京大学の鳥海教授が、池江選手が出場権を獲得した、4月4日の直前の1日以降の現在も表示され、閲覧可能の池江選手のツイッターへのリプライを分析されています。
これを要約すると
・数としては「辞退」を求めるリプライより「応援」リプライの方が多い
・アカウントあたりのツイートは「辞退」を求めるアカウントのほうが多く、誹謗中傷も見受けられる
(即ちシツコイ)
・「辞退」を求めるアカウントの方がフォロワーが10以下、プロフィール空白が多い
(誹謗中傷リプライはサブアカウントが多い?)
・クラスタ分析をすると「リベラル系」とラベリングされたアカウントが多い
とのことでした。
何となく「正体見えたり」という感じです。
繰り返しますが、反対することや反対を主張するのは自由であり、権利でもある。でもそれを「命がけで」つかんだ選手当人に言うのはお門違いを通り越して犯罪行為と言わざるを得ません。
有り難うございました。