出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

グローバルワン投資法人より分配金を頂きました

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 

 グローバルワン投資法人<8958 以下GOR>より分配金を頂きました。

 

 GORは明治安田生命三菱UFJ近鉄HDがメインスポンサーの東京中心のオフィスリートです。

 

GORの保有物件は同法人自らがポートフォリオの特色を「近・新・大」とキャッチフレーズにしているように、駅から近く、築浅の大規模オフィスを中心としています。

 

 具体的には

・駅直結及び駅から5分以内物件が84.6%(他オフィスリート平均は80.1%)

・平均築年数が19.0年(他のオフィスリートは平均25.7年)

・平均賃貸可能面積は10,488平米(他のオフィスリートは平均8,889平米)

 という特徴があります。

 

 平均築年数19.0年が「築浅」と言うことに違和感を持つ方も多いでしょうが、丸ビルが築23年、六本木ヒルズが築22年、というところから見ても「築浅」というのはご理解していただきやすいと思います。

 

 私が別に保有している、ONEリート投資法人<3290>や日本リート<3296>は、5,000平米以下のオフィスビルに特化したポートフォリオとは対照的です。

 

 「ドッチやねん?」

と、言われそうですが、どっちが有利かわからないから両方保有している、としか言いようがありません。

 

直近の分配金と、今後の見通しは以下の通りです。

(<>内は不動産売却益を含まない分配金)

 

22年9月期 2,426円

23年3月期 2,860円<1,990円> 

23年9月期 3,038円<2,203円> 

24年3月期 2,959円<2,225円> 

24年9月期 2,528円<2,447円>

25年3月期 3,835円<2,114円> 今期

25年9月期 4,126円<1,793円> 予想

26年3月期 3,389円<1,803円> 予想

 

 本来の家賃収入はややじり貧といわざるを得ませんが、GORは物件の入れ替えを積極的に行っており、売買収益の一部(残りは留保)を分配金に繰り入れています。

 

 「近・新・大」の特色を維持するための新陳代謝は致し方ないと思います。

 

 つい最近は「創業」来の保有物件であった「大手町ファーストスクエア」も2024年10月までに分割売却予定とのことです。

 このビルには、知人の会社も入居しているほか貸し会議室もあって、打ち合わせで、何度か訪れたことはありました。

 GORの保有物件だけあって、GORのオフィスがこのビルにあることも知っていました。

 「自社所在のビルも売るんかい!」

 と突っ込もうと思ったら、GORは麹町の他社所有のビルにチャッカリと移転していました。

 

 GORの投資口価格はここしばらく100,000円前後に収まっていましたが、直近は物件入れ替え及び2025年3月より5.48%相当の自己投資口取得(所謂自社株買い)の公表をうけてJREIT(一部私が保有の銘柄除く)全般が上昇基調の中でも元気尾です。

Yahoo Finance殿サイトより借用



 今回の分配金の利回りは5.7%で、JREIT全銘柄中のベストテン前後です。

 

 「当利回りにはワケがある」

 というほどの状況では無い、というか物件売却で下駄を履いているだけと思います。

 

 6月13日現在の騰落は以下の通りです。

 

取得額  486,328円(4口 最初の取得は2015年1月)

資産額  533,600円

騰落率    +9.7%

累積配当 192,801円

配当込み騰落 +49.4%

 

 JREITはこんなものと思って付き合うしか無いですね。

 有り難うございました。