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出遅れおじさんです。
4月11日(火)二度目の訪日中のウオーレンバフェット氏が日経新聞の単独インタビューに応じ、日本株に「追加投資を検討」と報じました。(会員限定記事です)
本ニュースが報じられた11日11時頃一気に上昇の気配を見せました。
昨年末(年明け?)に、バークシャーハサウエイが円建て社債を発行したというニュースがあったので何れはとは思っていましたが、いよいよ動きだしたようです。
その後は行きつ戻りつはありましたが、結果として先週末以来日経平均は6連騰となりました。
大層危ない目に合われた様なので、茶化すのも気が引けますが、どこかの「検討使」の検討とは重みが違います。
昨日の4月第2週の資産運用報告の記事
4月第2週の資産運用報告・・・このままセルインメイ? - 出遅れリタイア日記 (hatenablog.com)
では、「バカが保有銘柄の高騰に浮かれている」を絵に描いたように、このままセルインメイへ続けと高揚してしまいました。(やはり、浮かれている・・・)
バフェット氏、日本株と言えば連想ゲームではありませんが、「五大商社株」ということで、既に五大商社株の保有比率が7.4%まで増えているということと、合わせて9.9%まで保有比率を上げることを表明しました。
他との比較の為に、11日からでは無く先週末(4月7日)からの五大商社株の株価の変化と含み益の増加を集計しました。
先週末 今週末 含み益増
商事 800株 4,708 5,038 △264,000円
伊藤忠 400株 4,117 4,531 △165,600円
物産 800株 3,943 4,288 △276,000円
住商 200株 2,247 2,446 △ 39,800円
丸紅 300株 1,757.5 1,957 △ 59,850円
五大商社合わせて、含み益は△804,650円増となりました。
昨日の第2週の運用報告、では3月末日との比較での騰落で報告していましたが、第1週末との比較では
・株式資産全体 △147.8万円
・日本株JREIT △116.4万円
でしたので、五大商社株の値上がり分は日本株+JREITのほぼ69.1%に相当します。
3月末日断面での五大商社株の評価額は9,586,750円で、国内株+JREITの総額28,375,740円の33.8%ですので、大雑把に言えば三分の一の資産が増分の三分の二以上を担っていると言うことになります。
「バフェット砲 恐るべし!」
と言うことでしょう。
バフェット氏の投資哲学は明快で「優れたビジネス」を「安価に買う」です。
バフェット氏は総合商社のビジネスモデルを高く評価していますし、極めて割安であることも事実です。
4月14日までの株価上昇の後であっても、商事(PBR=0.92)、住商(同0.83)はPBR1倍割れ銘柄ですし、高くても伊藤忠のPBRは1.40です。
しかし、バフェット氏の言う「日本株の追加投資」が、既定路線の商社株の買い増しのためだけなら、失礼極まりない言い方を許して頂ければ、何のために「老体にむち打って」日本までわざわざ出かけてきたのか?
素直に疑問が残ります。
何を買うんだろう?
有り難うございました。