出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

森トラスト総合リート(8961)より分配金を頂きましたが、ようやくお別れする決意が出来ました

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 森トラスト総合リート投資法人(8961 以下森トラストR)より分配金を頂きました。

 

 同法人をご紹介するに当たって過去の記事を検索してみたところ・・・

 個別に森トラストRをご紹介するのは今回が初めてでした。

 

 森トラストRは名前の通り、森トラストHDをスポンサーとした総合型リートです。

 総合型と言っても70%以上はオフィスビルで、その他は商業施設21.3%、ホテル5.9%となっています。

 オフィスビルの規模感しては、昨日ご紹介したグローバル・ワン投資法人(8958)より更に大規模のオフィスビル中心です。

 ホテルは一物件のみで、神戸にある「ホテルオークラ神戸」のみです。

 

 面倒くさいことに、というと叱られそうですが、「森」と名の付くリートは3法人上場されており、

森トラストR

森トラストホテルリート(3478)

の2法人は、スポンサーが森トラスト(非上場)

森ヒルズリート投資法人(3234)

 はスポンサーが森ビル(非上場)です。

 

 森ビルと森トラストの関係は私如きが解説するのも憚られますが、森ビル(旧 森不動産)の創業者泰吉郎氏には三人の男児がいたようですが、

 長男 敬氏は慶応大学理工学部教授(故人)

 次男 稔氏と三男 章氏が森ビルを継ぐことになったようですが、「経済界」編集局長の関慎夫氏によれば、稔氏は不動産業と言うよりは「街作り」の夢を追うロマンチスト、章氏は収益をしっかり考えるリアリストという路線の違いもあり、1999年、章氏は森グループの森ビル開発を完全分社化し森トラストと改称したとのことで、両社には資本関係は全くなく、両社とも経営はすでに代替わりしています。

 

www.news-postseven.com

 

 森トラストRの分配器実績と今後の見通しは以下の通りです。

20年3月期 3,785円

20年9月期 3,832円

21年3月期 3,875円

21年9月期 3,550円

22年3月期 3,195円(今期)

22年9月期 3,000円(予想)

23年3月期 2,800円(予想)

 

 オフィスビルに忍び寄る「リモート化の流れ」には耐えきれず、絵に描いたような「ジリ貧」ぶりです。

 投資口価格も全く冴えません。

Yahoo Finance殿サイトより借用



 今期の分配金で利回りは4.5%です。

 

 森トラストを私のブログで初紹介しましたが、確かに毎年6月或いは12月の10日前後は、6月なら総会資料が続々と送られてきていることと、12月なら中間配当を頂くピークですので、タイミング的に記事になりづらい事も一つの理由です。

 

 もう一つの理由(こちらが本心?)は、個別国内リートの中で、未だに森トラストRだけが配当込みでも「取得来マイナス」なので触れたくない・・・

 

 「そういうことから眼を反らすな!」

 

 仰る通りです。

 

 記事を書いている内に頭がスッキリしましたので、タカラリート(3492)、マリモ地方創生R(3470)、投資法人みらい(3476)あたりに近々乗り換えたいと思います。

 

有り難うございました。