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出遅れおじさんです。
今年は「紙」のカレンダーを見て生活をしているととんでもない事になってしまいそうですが、今日は祝日です。
当然マーケットは閉まっており、今夜の米国市場オープンから「今週」が始まります。
決して、「五輪ロス」を発症しそうになっているわけでは無いのですが、長年の懸案事項であった、金融資産全体の運用成績を纏めて見ることにしました。
毎月の資産運用報告の中で、株式(=上場有価証券:日米株式+上場REIT+ETF)の運用状況は報告させて頂いてきました。が、これも毎月ご報告させて頂いておりますが、全体の金融資産の約30%の話ですので、投資信託、預貯金(虫眼鏡が必要な利息でしょうが)の運用状況を纏めてみたいとは思っておりました。
決してデータ魔と言うわけではありませんが、以前資産形成を始めるに当たって第一に着手すべきは「資産状況の把握」と書いてある本(雑誌?)があったので、ここ10数年分の貯蓄額や投資信託、企業年金、株式投資の年毎のデータは集積しております。
株式については一年1シートに個別の銘柄毎に取得価格、年初価格、年末価格、年間受取配当、売却した株式の損益等すべてデータがありますので、毎年の損益状況等比較的容易に集計できました。
同様に・・・と思って始めてみたら結構大変でした。
毎年末の各銀行、証券会社毎の残高はデータが残っていますし、預金に回した額(日常の生活費と預金勘定は以前からキッチリと分けています)、投資信託や株式投資に投じた額はデータが残っております。
株式の運用成績と同じ要領で、当年末残高から、前年末残高を引き算し、資産形成に投じた額を引いてその年の運用益とする事としました。
家計の資産形成として株式投資を始めた2013年からスタート(2012年末残高を起点)として集計したのが下のグラフです。参考のために毎月ご報告の株式の運用成績を再掲します。
黒い折線は毎年毎の対前年損益率、赤い折線は2012年末資産を起点とした累積損益率、青い折線は損益率を年率に換算したものです。
年率は今回7月末の実績ですので、2012年末以降8年7ヶ月(8.58333・・・)経過していますので累計損益率を8.58333・・・分の1乗したものです。
株式の運用については、2013年というのは前年末に政権交代が有りアベノミクス初年ですからスタートダッシュ(それでも+30%かよ! と言うツッコミは置いておいて)の水準(まるで上値抵抗線のようにも見えますが)を超えられない日々が長く続いておりましたが漸くこのラインを越えてきたと言う状況でした。
私自身の「心の目標」年率5%は未だ遠いと言わざるを得ません。
一方、金融資産全体で見ると、株式の出入りの影響はあるものの順調に累積の損益率は上昇しています。
しかし、平均損益率で見ると、過去の記事
でご紹介しましたように、資産形成の教科書の受け売りに過ぎませんが、年率3%を目標としておりましたが、株式資産の目標同様に未だ到達できておりません。
かといって、もう老後のための資産形成の段階はとうに過ぎておりますので。リスク性資産を今の計画以上に増やすのは如何かと言う気もしていますし、基本的には今の進め方を粛々と進めていきたいと思います。(早い話が「他力本願」に縋るしか有りません)
有り難うございました。