出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

(続々)9月の資産運用のご報告・・・「セルインメイ」はどこへ行った?

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 4月決算の企業なら上期が終わったところですが、12月決算で管理していますので、3/四期が終わったことになります。

 この9ヶ月を振り返りたいと思います。

 

【株式資産額騰落】

 

 日々の各証券口座の終値をエクセルシートに残していますので、日々の終値ベースをローソク足グラフにまとめて見ました。(起点は前年末残高です)

 従って、ひげの上端下端は取引時間中の最高値・最安値ではなく、日々の終値の最高値・最安値です。

 

 併せて、同じく前年末を起点として、各月末の出遅れおじさん残高、日経平均、ダウ平均の指数の推移を折れ線グラフで追記しました。

対前年資産額騰落推移(左目盛り 単位:万円)と騰落率推移(右目盛り 単位%)

 

 

 

 日経平均他の指標に勝った負けたを取り上げていますが、日経平均に対しては「全勝」であったわけではなく、グラフでは見にくいですが、1月末、5月末、6月末断面では日経平均に負けています。

 

 また、昨日は「9連勝!」浮かれておりましたが、7月~9月の3ヶ月は薄氷の連騰であったと言うことがチャートからも如実に分かります。

 8月、9月は (月初日終値)>(月末日終値)なのでローソクは陰線になっています。

 また、7月、8月はひげが下向き、9月のみひげは上向きですが、上記と併せて考えると、7月~9月は低調な月であったといわざるを得ないでしょう。

 

 アノマリー大好きおじさんとしては、「セルインメイ」はどこへ行った! と言いたいと思いますが、今年は6月の「爆上げ」(対5月末 出遅れおじさん+8.0%、日経平均+7.5%)が異常だっただけではないでしょうか。

 

 夏場が不調だと「セルインメイ」だの、「夏枯れ」だの名付けていますが、逆に好調だと「サマーラリー」と名付ける等、アノマリーはいい加減なことこの上ありません。

 

 今年の残り3ヶ月は、「セルインメイ(5月に売って9月に戻ってこい)」、「ハロウィーン相場」、「年末ラリー」、「サンタラリー」等々景気の良いアノマリーだらけですが、どうなることでしょう。

 (少なくとも私自身の過去の12月の成績は良くありません)

 

 

【受取配当額】

 

 9月分の配当は以下の通りです。

 

         9月       2023年累計

・日本円     47,865円       693,456円

・米国$    77,237円(525.58$)      528,740円(3,863.48$)

・合計     125,103円     1,222,196円

 

 2018年以降の年初来の月々の受取配当額をまとめたグラフを上げます。

 一番上の目標値の直線は、昨年までの年間120万円(10万円/月)の次ステップとしてきりが良いので年間180万円(15万円/月)として引いています。

 9月末で2022年9月末より25万円受取配当額が増えていますので、年末では何とか180万円に近づくのでは、と期待しています。

各年ごとの月末までの受取配当累積推移

 

 そんなこと言うなら、12月までの受取配当は「下方修正!」という恐怖のお知らせがない限り、簡単に試算できる・・・といわれそうですが、それでは老人の今年の大きな楽しみが一つ減るではないですか。

 

 2012年以降の年々の受取配当金額と、配当利回り(時価<9月末資産額あたり>、簿価<購入額あたり>)の推移と、昨日ご報告の同じく2012年以降の資産額、投資額(売買額-受取配当)の積み上げグラフを並べて表示します。

配当金額と利回り推移、資産額と投資額の比較



 ○薬のような河馬仔兄弟のおかげもあり、簿価利回りは何とか4%は達成できそうですが、時価利回りはこのままのペースで株価が推移すれば3%の達成は困難でしょう。

 (株価が高くて利回りが低いと嘆くのは本末転倒の極みですが・・・)

 

有り難うございました。